毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛行機三昧夏休み(その10;少々遅れて「白鳥18号」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191748.jpg ▲イエローヘッドの485系3000番台「白鳥18号」、青森駅で発車を待つ。

 2010年9月3日、海峡アクセス列車。

 青森駅3・4番線ホームへ下りて、12:49発の特急「白鳥18号」を待ちます。しかし、この列車は12:43に到着することになっていますが「現在7分ほどの遅れで運転しております」のアナウンスが流れました。僕はこの日は三沢までの乗車なので気になりませんが、八戸から新幹線へ乗り継ぐ人にとってはこういう遅れ情報は気になるものです。

 実際には5分ほどの遅れで、青森駅4番線に「白鳥18号」が入ってきました。車両はもちろん、485系3000番台のイエローヘッドです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191741.jpg 駆け込んできた485系

 平日の昼過ぎですが、ビジネススーツ姿の乗客を中心に、2号車、3号車の自由席乗車口にはけっこう長い列ができています。「はやて」のおかげで、盛岡、仙台ぐらいまでは余裕のビジネス圏内になったわけですが、新幹線が新青森駅まで伸びたら、首都圏の日帰りにも十分余裕が出ます。しかし、そうなった時には、青森駅のホームがビジネススーツ姿でにぎわうことはもうないでしょう。

 僕も三沢までなので自由席でいいかなとも思っていたのですが、そろそろ青森~八戸間の指定席特急券も思い出になるかなと思い、敢えて指定席にしました。1号車16番A席です。ドア脇には号車札と「指定席」というプレートが差し込んでありますが、どちらもいいかげんかなりくたびれています。しかし、どんなに錆びてくたびれたプレートでも、LED表示よりもよほど味があります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191753.jpg 年期を感じさせます。

 5分遅れの到着なので、折り返しの準備が整い次第の出発です。1号車は混んでいるというほどではありませんが、どのシートにも乗客がいるという感じです。車両自体はJR北海道の車両ではありませんが、函館まで乗り入れているということで、シートポケットにはJR北海道の車内誌「THE JR Hokkaido」が入っているのがうれしいです。この485系3000番台、新幹線新青森駅開業後はどうなるのでしょう。新青森-青森ー函館間の海峡線輸送に引き続き徹するのか、奥羽本線へも乗り出すのか、あるいは淘汰されてしまうのか、気になるところです。

 荷物を網棚に上げたりシートの後ろへ置いたりしているうちに、「白鳥18号」は青森駅を発車しました。三沢までは所定で47分のショートトリップです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818191800.jpg ▲「白鳥18号」485系3000番台の1号車の車内。そこそこの乗車率かな。