青森駅で進行方向が変わります(冬のニッポン雪景色;その16)
2013年2月10日、始発駅でも終着駅でもない青森駅。
我が8号車はガラガラのまま新青森駅を発車した「白鳥23号」は、青森車両センターの引き込み線や津軽線の線路と合流し、我が実家のすぐそばを過ぎ、我が母校千刈小学校の脇を大きく左カーブして、ゆっくりと青森駅構内へ進入。14:47に青森駅5番線に到着しました。
8号車となるとホームのだいぶ海寄りに停まるので、このあたりは人が来ることがあまりなく、ホーム上にも雪がたくさん残っています。このときも人影はほとんどなくひっそりとし、JR東日本からJR北海道への乗務員交代が静かに行われていました。
▲ひと駅走って青森到着、さっそく乗務員交代。
青森駅では進行方向が変わることもあり、9分停車。しかし8号車に新たに乗車する人はほとんどありません。三連休なのに乗車率低いです。連休の真ん中だからか、時間帯が良くないのか。まあ2号車3号車の自由席車両とか前のほうの車両を見に行ったわけではないので、全体でどれぐらいの乗車率かはわかりませんけれど。
▲ドア脇の行き先表示幕は今はLED式に変えられて、ちと味気ない。
この日の8号車はクハ481-3006。青森所属のA1編成だそうです。車内に貼られたプレートには「昭和51年 日本車輌」「東日本旅客鉄道株式会社土崎工場 平成9年改造」とあります。昭和51年と言えば今から37年前。改造されてからももう16年が経っています。かつては長大編成を組んで「はつかり」、「つばさ」、「やまびこ」などとして列島を駆け抜けていたのでしょうか。よくもまあ37年も……これもニッポンの技術というやつなんでしょうなあ。
▲37年も走り続けてきたなんて、やっぱりすごいですよね。
そろそろ発車の時刻が迫ってきました。青森を14:56に発車して、函館までは2時間05分の津軽海峡線の旅になります。函館行くの、久しぶりだなあ(^^)。