帰省ついでの初「江差線」完乗(おまけ;山手線6ドア車)
▲思わずダッシュしたり寝転びたくなる山手線。
2009年12月25日、午前10時。
今回も長くするともなく長くなってしまった江差線完乗の旅レポも、前回の上野到着で完結しました。そこで今日はおまけをひとつ。
09:38に上り「北斗星」で上野に到着した僕は、恒例でいつもの床屋へ散髪に行きます。北区西ヶ原です。午前10時に開店するその散髪屋へ行く用事があったがゆえに、上野到着が朝6時台の「あけぼの」ではなく、「北斗星」にしたのでした(だって、そうしないと平日のラッシュの朝に開店まで時間をつぶすのがたいへんじゃないですか。)。
そんなわけで上野から山手線に乗って大塚へ向かいます。大塚からはいつもの都電荒川線です。
時間はまもなく午前10時。何の気なしに乗った山手線の車両は6ドア車。おや、なにかこう、いつもと違う雰囲気。
なかなか新鮮である。
なるほど、朝のラッシュが終わって車内はだいぶ空いているのですが、それに加えて、6ドア車のシートが跳ね上げられて、完全立ち席オンリーになっていたので、よけい車内ががらんどうのように見えたのです。
立ち席オンリーの時間帯の6ドア車にはたぶん何度か乗ったことがあると思うのですが、それはいつも混雑していた時間帯でした。こんなに空いている時間帯に乗ったのはこれが初めてで、シートが収納されてすっきりした車内にぱらぱらと乗客が乗っている様子は妙にひろびろとして、「え?これが山手線?」という感じです。
しかもこのときは、乗っている間に午前10時を迎えたので、使用可能になったシートを倒して着席するという体験までできました!(^^)
最近は混雑緩和が進んだので、今年の2月からはシート収納をやめ、終日シートの利用が可能になったそうです。おまけに山手線はホームドア設置を進めるため、全車両4ドア化を始めたようで、2012年度までには全車4ドア化完了らしいです。ということは、このときのがらんどうの6ドア車の車内や、収納シートを倒して着席という体験は、実に貴重なものになったということではありませんか。そんなわけで、最後におまけで報告させていただきました。
▲もう今は終日シートに座れるんだそうな。