毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

AE100形スカイライナー、これが最後かも。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200937.jpg ▲「新スカイライナー」開業後はこの券面はどんなふうに変わるかな?

 2010年7月8日、AE100形。

 7月6~8日と2泊3日で帰国してきたんですが、2泊3日だとやっぱり慌ただしいですね。あちこち動きながら用事を済ませているうちに時間がどんどんなくなって、8日は間に合うか、間に合わないかもと思いながら日暮里駅に入り、発車10分前になんとか15:20発の「スカイライナー31号」のチケットをゲットし、乗り込むことができました。

 平日の午後なので空席の目立つ涼しい車内に入ってようやく一息ついて、やれやれあとは成田から飛行機に乗るだけ――と思っていたら、ふと思いついた。AE100形の「スカイライナー」に乗るのはこれが最後では?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200945.jpg 平日の午後は空いている。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200950.jpg 午後の夏の日差し差し込む。

 今回の帰国で「JTB時刻表」の7月号が買えたので見てみたら、「新スカイライナー」と「シティライナー」の時刻などが載っていました。それによれば、AE100形は「シティライナー」として1日7往復だけ残るのですね。ということは、やっぱりAE100形の「スカイライナー」に乗れるのは、もう中国に戻っちゃう僕にとってはこれが最後じゃないか!

 あわてて切符の写真を撮ってみたけれど、よく考えたら、成田スカイアクセス経由になっても「スカイライナー」っていう名称は変わらないのだから、この切符の印字とかは全然変わらないんだな。全然記念にならないじゃないか。いや、名称は変わらなくても、日暮里から成田空港まで56分もかかる「スカイライナー」の切符を手にすることはこれが最後だから、やっぱり記念になりますね。

 思えばAE100形「スカイライナー」にはお世話になったなあ。住んでいたのが北区とか荒川区ばっかりだったから、出張でも旅行でもほとんど日暮里から京成本線が定番だった。「スカイライナー」の各座席のテーブルの裏面に貼ってあるターミナル別の航空会社リストを眺めながら、これからの旅立ちにわくわくしたものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200954.jpg テーブル裏の航空会社リスト。

 そんなふうに考えてみたら、急にAE100形「スカイライナー」がいとしく思えてきた!さっき日暮里でちゃんと写真撮ればよかったな。しょうがない、空港第2ビル駅に着いたら撮ろう。

 「スカイライナー31号」は日暮里を出たあと、船橋、成田と停まり、空港第2ビルに到着しました。終点まで乗れば写真もちゃんと撮れるんでしょうが、これから乗るのがJALなんだから終点までは行ってられない。

 AE100形「スカイライナー」のドア脇には、成田スカイアクセス7月17日開業、成田空港まで36分を謳った広告ステッカーがばーーんと貼られています。その脇の行き先表示幕に「スカイライナー成田空港」と表示されるのもあと10日ばかりになってしまったというわけです。

 AE100形「スカイライナー31号」が空港第2ビル駅を走り去っていきました。7月17日以降も「シティライナー」として京成本線で活躍してはくれるわけですが、僕はたぶんこれからは成田空港からはやっぱり成田スカイアクセス経由の「新スカイライナー」を利用してしまうだろうな。AE100形「スカイライナー」、長らくどうもお世話になりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818200958.jpg ドア脇に広告ステッカー。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818201002.jpg空港第2ビル駅を走り去るAE100形「スカイライナー31号」(流し撮りふう(笑))。