毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

区間変更券

イメージ 1 ▲東京駅改札内切符売り場で購入した「区間変更券」。

 

 今日1月25日(月)は気温がゆるみ、1月だというのに青森市内は終日雨で、日が暮れてから雪に変わりましたが、雪が溶けてぐじゃぐじゃになった道は歩くのが難儀で苦労しました。

 

 さて、今回帰省するのに購入した切符がちょっとおもしろかったのでご紹介します。

 

 ほしかった乗車券は、成田空港か東京都区内を起点とし、青森、日本海縦貫線、米原と回って東京都区内へ戻ってくる長大片道乗車券だったのですが、成田空港のみどりの窓口は外国人も含めていつもどおり長蛇の列ができていて、しかも一つしか窓口が開いていなかったので、ここで時間をかけて後ろに並んでいる人たちに迷惑をかけてはいけないと思い、とりあえず指定券券売機で「成田エクスプレス22号」の指定席特急券と東京駅までの乗車券を買い、成田空港を出発しました。

 

 東京駅に着いて、東京都区内発東京都区内行きの乗車券を買おうと思い、東北新幹線改札の脇にあるみどりの窓口に行き、乗車経路を伝えたところ、窓口のおねえさんは目にも止まらぬ速さで指を動かしてマルスのタッチパネルを操作し、たちどころにそのような乗車券を打ち出してくれました。それが上の写真です。

 

 しかし、よく見ると、「乗車券」ではなくて「区間変更券」になっています。

 

 成田空港駅で買った東京駅までの乗車券は東京駅に到着した時点で無効だと思ったのですが、改札を出ていないからなのか、打ち出された「区間変更券」も成田空港駅が起点になったままになっています。当初購入した切符の乗車区間を変更したことになるから「区間変更券」なのですね。乗車券の買い直しではなく区間を変更しただけなので、合計運賃から、すでに乗車した成田空港から東京までの運賃が差し引かれています。こういう切符をたちどころに打ち出した窓口のおねえさん、スゴイ。

 

 できあがった「区間変更券」は「成田空港→東京」で、「経由」は「酒井(正確には「酒々井」ですが一文字節約ですね。)・総武・東京・新幹線・八戸・東北・奥羽・羽越・白新・信越・北陸・米原・新幹線・東京」となっています。窓口のおねえさんは「経由が多いので長い切符になってしまいましたが」と言いながらわたしてくれました。確かに!個室寝台券なんかはこの長い幅のものを購入したことがありますが、乗車券で長い幅のは初めてかも!ただ、惜しむらくは今回は「白新」は乗らないんだな。おねえさん、惜しい!!まあいいや。

 

 そんなわけで、明日26日はこの「区間変更券」を持って青森を出発します。まずは4002レ大阪行き寝台特急「日本海」です。「日本海」久しぶりです。楽しみ~。どうか雪や強風で運休になったりしませんように……

 

イメージ 2 ▲「区間変更券」と「日本海」の寝台特急券。明日26日出発します。