「はやぶさ5号」、乗れず。(香港返還16周年記念帰省;その3)
▲まったく予想外、予定外で「はやぶさ9号」に乗ることになりました。
2013年6月28日、成田空港、遠すぎ。
香港からのCX524便は06:16に成田空港96番ゲートにスポットインしました。このあとの僕の日程は以下のようになっております。
空港第2ビル 06:50 620レ普通
↓
京成成田着 06:57
〃 発 06:58 658K快速特急
↓
京成船橋着 07:35
船 橋発 07:45 762F
〃 発 08:20 「はやぶさ5号」
↓
京成成田着 06:57
〃 発 06:58 658K快速特急
↓
京成船橋着 07:35
船 橋発 07:45 762F
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東 京着 08:11〃 発 08:20 「はやぶさ5号」
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新 青 森着 11:19 いつもなら成田空港からリムジンバスで羽田空港へ向かい、JAL1203便で青森へ向かうのですが、この夏ダイヤからJAL1203便の発着時刻が遅くなってしまい、僕の青森での用事では使えなくなったので、陸路による苦肉の策を編み出したのです。いちばんの心配は京成成田での乗換でしたが、空港第2ビルの京成線ホームの列車案内にちゃんと京成成田駅で快速特急と接続する旨が表示されているので、安心しました。
▲成田空港からJRでもなく成田スカイアクセス線でもないのに乗るのは久しぶり。
平日なので道々だんだん混んでいくのでしょうが、空港第2ビル発車時点の620レはまだがらがら。しっかり座って京成成田までのひと駅を進みます……と思ったら。
▲東京駅はまだはるか先。この時ほど成田空港の遠さを感じたことはないよ。
結局、快速特急は京成成田を18分遅れて発車。こりゃもうダメだ、とても間に合わん。
京成線のダイヤは完全に乱れてしまっていて、京成成田発車後も徐行や一時停止、駅での長めの停車を繰り返し、遅れは拡大している模様。停車駅からは続々と通勤通学客が乗り込み、車内はまさにパンク状態。キツイ。これは完全な誤算。
首都圏の通勤通学事情の過酷さを痛感しながら耐えることしばし、ようやく京成船橋に到着。遅れは25分ほどに拡大し、もう8時を回ったところ。とにかく8時20分までにJRのみどりの窓口へ行って「はやぶさ5号」の指定券をどうにかしないと無に帰してしまうので、大急ぎでJR船橋駅へ移動し、とにもかくにも指定券を東京09:36発の「はやぶさ9号」に変更してもらいました。これでまずはひと安心。
▲船橋まで来ても東京駅はまだ遠い存在。
しかし通勤通学ラッシュ真っ盛りで、JR船橋駅も大混雑中。頭に来たからグリーン車に乗っちゃうかと思っても、ホーム上のSUICA専用グリーン券売機には長蛇の列ができていて、とても並ぶ気力もなく、そこへ入ってきた列車(たぶん品川行き874F)はぎゅうぎゅう詰めの混雑で乗り気にもなれず、ホームに立ち尽くします(涙)。
更に頭に来たのは、「通過列車にご注意ください」という構内放送に続いて、僕の目の前を「成田エクスプレス2号」が悠然と通過していったこと!(笑)成田空港で最初からコレに乗っていれば余裕で座れて余裕で東京駅へ行けたのに……。ま、「はやぶさ5号」を目指してたんだからそれはないんだけどさー。
次に、津田沼始発で少し車内に余裕がある久里浜行き876Fがやってきたので、これに乗ってようやく東京駅到達。地下ホーム1番線の次の列車は「成田エクスプレス4号」という案内が出ていて、「2本目のN'EXでもよかったのかよ!」とまたもムッとしました(笑)。
エキナカ東京駅グランスタで昼食などを買い求めて22番線ホームへ上がります。やっと新青森行きに乗れます。この日ほど成田空港と東京との間の遠い距離を感じたことはありませんでした。もう成田空港なんか使いたくないぞ!(笑) ていうか、朝7時前の酒々井駅なんてそんなに混雑していないでしょうに、そんなときに人身事故なんて起こさないでいただきたいっっ!
新青森行き「はやぶさ9号」は「こまち」を併結しない、新青森まで2時間59分の最速タイプのE5系。隣の21番線に入っているのは09:28発の新潟行き「Maxとき315号」。いや、とにかくネムイ。早く乗ってごはん食べて、寝てしまおう。