毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

成田から一気に新高岡(謹賀新年!暖冬東北ぶらり旅;その3)

イメージ 2 ▲特急「成田エクスプレス22号」に始発の成田空港駅から乗車。

 2016年12月29日、帰省ラッシュ。

 瀋陽からのCZ627便が定刻より早く到着してくれたので、成田空港駅12:45発の2022M特急「成田エクスプレス22号」に乗ることができました。これでこのあとも計画したとおりの日程で進むことができます。

 瀋陽に転勤してからというもの、成田空港第1ターミナルを発着するフライトをあまり利用しなくなったので、第1ターミナルに来ることがあるとすれば、この中国南方航空便を利用したときぐらいのもので、しかもそのあと京成スカイライナーに乗ることも多いので、「成田エクスプレス」に始発から乗るというのはなかなか新鮮です。

イメージ 1 ▲ホームに下りるともう列車がいるというのが始発駅ならでは。

イメージ 4 ▲「International Airport Access」と記された車側のマーキング。成田空港、まだまだだけど。

 「成田エクスプレス22号」は、1日に5往復だけある、東京で併結や切り離しを行わない、全区間を6両で運転するタイプの列車。行き先は大船行き、池袋行き、高尾行きといろいろありますが、「成田エクスプレス22号」は大船行きで、1号車から6号車までの6両編成です。

 12月29日と言えば帰省ラッシュのピークのはずですが、乗り込んだ5号車に乗客はほんの数えるほどで、年末気分はかけらもありません。きっと、成田空港は出発ロビーの方が出国ラッシュで大混雑しているのでしょう。

イメージ 3 ▲「成田エクスプレス22号」は大船編成だけの6両での運行。

イメージ 5 ▲5号車の車内に乗客はほんの数えるほど。

 12:45の定刻に成田空港駅を発車した「成田エクスプレス22号」は、次の空港第2ビル駅に停車すれば、あとは東京までノンストップで、東京駅地下ホーム2番線には13:44の到着。急いで地上に駆け上って、13:52発の金沢行き「かがやき533号」にミゴト間に合いました。よかったーーー。東京駅の地下ホームから新幹線ホームまでは、ちょうど真反対の位置関係になって、京葉線を除けば最も離れていると思うのですが、なんとか5分で移動でき、1枚だけ写真を撮る余裕もありました(^^)。東京駅の新幹線ホーム、こちらはさすがに帰省客でごった返してます!

イメージ 6 ▲東京駅22番線ホームで発車を待つ金沢行き「かがやき533号」。

 「かがやき533号」は臨時列車で、年末年始は12月28日~1月6日の運行ですが、この日は帰省ラッシュのピークだけあって車内はぎっしり満席で東京駅を出発します。

 途中、長野では乗客の動きは少なく、16:07に到着した富山でようやく大量の下車。家族連れも多く、実家でお正月を過ごすのでしょう。

イメージ 9 ▲「かがやき533号」が去ってしまえば閑散とする富山駅新幹線ホーム。

イメージ 7 ▲14番線で発車を待っているのは富山金沢シャトル新幹線「つるぎ723号」。

イメージ 8 ▲「つるぎ」、地味な活躍してます。

 富山駅で「かがやき533号」を降りた僕は、そのまま向かいのホームに停まっている列車に移動。16:17発の金沢行き「つるぎ723号」です。

 「つるぎ」は富山と金沢の間を、途中の新高岡にも停まって行ったり来たりする都市間シャトル新幹線。地味な活躍をする列車です。「つるぎ723号」も、「かがやき533号」が走っていなければもっと利用者もいるのでしょうが、「かがやき533号」運転日は、「つるぎ723号」がその10分後の発車では、新高岡駅利用者しか乗降が見込めないので(指定席をわざわざ取りたくない自由席利用の金沢までの利用客もいるかもしれませんが。)、車内はガラガラです。さっきまでの帰省ラッシュが嘘のよう。ほぼ貸切状態の「つるぎ723号」に乗って、新高岡まで8分間のショートトリップです。

イメージ 10 ▲帰省ラッシュのピーク日とは思えない空きようの「つるぎ723号」の車内。