やっぱり食べたい「あじさぽ」のラーメン
▲湯気の向こうに「みそばた」ラーメン。
2009年12月23日、天皇誕生日。
さて、先週は一時帰国して青森に帰省していたわけですが、ふだん中国で中国料理ばかり食べていると、たまに日本に帰ったときは食べたいものがいろいろあります。その中で、特に食べたくなるのがラーメン。日本人ってどうしてこんなにラーメンが好きなんでしょうね。
で、青森県内にもラーメンのおいしい店は数多とあるのでしょうけれど、青森市内に住んでいて車もなく行動範囲が限られている僕が日本に帰ったときに必ず食べに行くのが「味の札幌」。前回は6月7日母親と一緒に行って味噌ラーメンと味噌カレーバターラーメン(ミソカレバタ)を食べたのが記録として残っております(その記事はコチラ)。
ここの人気ラーメンは昔昔のそのまた昔から「味噌カレー牛乳ラーメン」なのですが、なぜかここへきて突然大ブレーク。「青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会」なるものができたり、お土産用のインスタントラーメンやスナック菓子まで出回っている様子。いったい何がどうしたっていうのでしょう?
いずれにしても、僕はクリームシチューとかグラタンとかミルク・クリーム系のおかずが苦手なので、今まで自ら進んで食べたことはありません。この日も定番「味噌バターラーメン(略して「みそばた」)」の大盛りを食べます!
コレ、大盛りです。
この日は天皇誕生日で休日でしたが、昼時とあって家族連れなどお客さんが引きも切らず、あいかわらずの人気ぶりを見せています。買い物客を郊外の大型店にほとんど奪われ駅前の新町通り商店街や国道沿いの商店街は寂れる一途で、これで新幹線の新青森駅が開通したら青森駅周辺は滅亡するに違いないと思うだけに、それでも元気にがんばって人気を維持している「味の札幌」略して「あじさぽ」の姿はうれしい限りです。
というわけで、みそばた。あっという間に完食です。なんかね、うまいんすよ、ここのラーメン。最近はやりの家系だなんだという凝りに凝ったラーメンなんかとは全然違うし、むしろこれといった工夫もしてないようなごくあっさりとした手法で出てくるラーメンなんですけれど、これがウマイ。これが食べられると、ああ日本に帰ってきてよかったと思う。みなさんもどうぞ特急「(スーパー)白鳥」や「つがる」が走っているうちに食べに行ってみていただきたいと思います。青森駅から歩いて行けますので(^^)。
▲ちょっと太めの麺が濃い味噌スープに絡みついて、しゃきしゃきのモヤシがこれまたおいしくて。