毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

Let's go to USA!!(その25;大分空港から)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134938.jpg宇佐神宮前のバス停「宇佐八幡」。空港直行バスが通ります。

 

 2009年5月24日、旅の終わり。
 
 宇佐神宮を立ち去る時間がやってきました。今回宇佐神宮を旅の目的地にしたのは、大分空港行きの直行リムジンバスが走っていることも理由の一つです。中津駅と大分空港を結ぶ大分交通の空港リムジンバスが一日4便あり、宇佐神宮の前を通るのです。

 

 僕が乗るのは宇佐神宮前のバス停(「宇佐八幡」バス停)を16:14に出発する大分空港行きリムジンバス。国道10号線を宇佐駅の手前で左に分かれて国道213号線に入り、日豊本線を跨いで北上して豊後高田。それから国東半島の根もとあたりを横切るように東へ東へとけっこう山道の県道を走ること約1時間、突然前方が開けて海が目に飛び込んできたかと思うと大分空港に到着です。17:10がダイヤ上の到着時刻です。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134944.jpg 青空に大分空港。

 

 久しぶりにやってきました大分空港。大分県には何度も来たことがありますが、仕事以外ではもっぱら鉄道かフェリーばかりなので、仕事以外で大分空港を利用するのはたぶん初めて。搭乗するのは18:05発の羽田行きANA200便です。あまり時間がないのでチェックインを済ませ、売店などが並ぶ2階へ上がると、なにやら大混雑。日曜日の夕方ということで、大分を訪れていた観光客が大勢帰りの飛行機を待っていて、おみやげを補給する最後のチャンスということでどの売店も大盛況です。それに加えて、フロアに設置された大型テレビでは、大相撲夏場所千秋楽を実況生中継中。まずは結びの一番で白鵬が一敗を守り、優勝決定戦へ。そして優勝決定戦は白鵬vs日馬富士日馬富士白鵬を降して初優勝!というわけでテレビの周りは黒山の人だかり。なんだかにぎやかな大分空港でありました。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134948.jpg 羽田行きANA200便。

 

 この日の羽田行き200便の機材はB767-300。機材到着遅れで出発も少々遅れるとの案内がありましたが、それほど遅れることなく搭乗開始、そして大分空港を離陸です。

 

 大分空港も海上空港なので、離陸するとすぐに海の上。雲上飛行に移ると、東の空はすでに闇が濃くなりつつありますが、西の空にはまだ夕焼け色が残っています。しかしその夕焼け色も徐々に夜の濃紺に飲み込まれていき、やがて完全なナイトフライトになりました。

 

 ずっと雲が立ちこめていて地上の夜景はまったく楽しめませんでしたが、フライトはいたって順調で、ほぼ定刻どおりの19:35頃、ANA200便は静かに羽田空港にランディングしました。これで今回の大分長湯温泉と宇佐神宮の旅は終わってしまいました。タクシイングをしてスポットに入るまで、機窓に映る羽田空港の灯りを眺めながら、今回の旅の余韻に浸ることにしましょう。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134954.jpg ANA200便、雲上へ。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134958.jpg ▲東へと飛ぶうちに西の空に残っていた夕焼け色も徐々に濃紺へと変わっていきました。