毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

愛媛松山の朝(夏の旅、北へ南へ時々台風;その43)

イメージ 2 ▲松山市内を路面電車がいく。モハ2000形2002番車両。

 2016年8月20日、「れんが亭」。

 前日は、松山空港から市内に入って、久しぶりに松山の師匠と再会し、いつものように温泉施設から松山の京料理へとごっつぉうになりました。

 更には今回、「WHISKY BAR れんが亭」なるお店にも連れて行ってもらっちゃいました。うちの師匠はまたどこでどうやってこんな店を見つけるもんだか、大街道の一本東の通りを南に入って二つ目の小路を左に折れた先に、もう何十年もやってますという感じの、奥行きだけが深く細長いカウンターだけのお店、壁の片面は煉瓦模様、カウンターの中のもう片面にはウイスキーやらリキュールやらの瓶がびっしりと並ぶ棚がずらり。マスターは一見渋そうだが実は気さく、そしてマスターよりも年上であろうママの口はあくまでもなめらか(スミマセン、お名前を忘れてしまいました(x_x)。)。僕の好きなアイラ・モルトもずらりと並び、驚いたことには、アイラ・モルトの中でお目にかかったことのなかったBruichladdich(ブルイックラディ)も置いてあって、なんてうれしいお店なんでしょう!師匠、さすが!!今度また行きましょうね!4月20日前後、どうですか?(^^)

イメージ 1 ▲まっすぐに伸びる駅前通り。奥の突き当たりがJR松山駅。

 しかし、心地よく酔って明けた朝も早起きをせねばならず、6時を回って早々にホテルをチェックアウトし、空港連絡リムジンバスはまだ始まっていないので、愛媛新聞社前バス停で53系統の松山空港行き路線バスを待ちます。路面電車も動き始めていて、西堀端電停所定06:16のモハ2000形2002番車両がゆっくりと走っていきます。ドア脇の広告はもちろん松山銘菓「一六タルト」。

イメージ 3 ▲よく見えませんが、松山07:35発の羽田行きJAL430便。

 愛媛新聞社前バス停発06:18の空港行き路線バスは、松山駅前からもけっこう乗る人があり、06:38頃に松山空港に到着しました。

 これから乗るのは、07:35発の羽田行きJAL430便。この日は、レジJA-318JをつけたB737-800での運航です。まだおみやげ屋さんもほとんど店を開いていないので、「一六タルト」よりも銘菓だと思う「山田屋饅頭」を購入してさっさと搭乗待合室へ入ります。

イメージ 4 ▲お隣も07:35発羽田行きのANA582便。機材はレジJA-703AのB777-200。

 07:20頃に搭乗が始まり、1番A席に座ると、本日は満席ですとの機内アナウンス。子ども連れもたいへん多く、お盆休みからのUターンラッシュの余韻が続いているようです。

 07:35にドアクローズとなり、同発のANA582便より先にプッシュバックになります。

 ……が、そこへ所定07:55到着の成田からのジェットスターJJP401便が着陸したので、こちらのJAL430便は、進みたいRWYの南側エンド方向とは逆の方へプッシュバックし、ノーズを北に向けました。ノーズを南に向けてプッシュバックすると、着陸したJJP401便のターミナルビルの方への誘導路を塞ぐことになるため、逆方向にプッシュバックしたようです。

 プッシュバックを終えると、ジェットスター機を先に通らせ、それからこちらはいったん滑走路へ出て、滑走路上をタキシングし、しばらく行ってからまた誘導路に戻り、改めて誘導路をタキシングしてRWY32エンドへ至りました。

イメージ 5 ▲成田から到着したJJP401便を先に通らせます。

 07:49、RWY32から海へ向けて離陸。すぐに左へ急旋回を続けて、松山城を取り囲む城山公園の濃い緑とその周囲に広がる松山市街地を左に見ながら、松山市の外縁部を反時計回りにぐるりと旋回して針路を東に取ります。すぐに、ちょうど四国山地に沿うように飛ぶようになるので、眼下の風景は山また山。まだ朝早い時間のせいか、雲が谷にたちこめて帯のようになっていて、なにやら幻想的な風景です。

イメージ 6 ▲雲が谷にたちこめ、山並みが浮かび上がっているみたい。