毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

瀬戸内の島々(夏の旅、北へ南へ時々台風;その42)

イメージ 7 ▲松山空港に到着した福岡からのJAC3601便。

 2016年8月19日、飛行時間32分。

 福岡空港を北へ向けて離陸した松山行きJAC3601便は、旋回を繰り返して機首を西へ向け、離陸後約10分で、左下に航空自衛隊杵築基地の周防灘へ突き出した滑走路を眺めながら、海上へと出ます。

 周防灘を進んで、山口県周防大島(屋代島)を跨ぎ、浮島・頭島が左に見えたあたりでライトターンすると、松山空港の滑走路の延長線上に入り、高度を更に下げてファイナルアプローチです。

イメージ 1 ▲航空自衛隊杵築基地の滑走路を見ながら周防灘上空へ。

イメージ 2 ▲国東半島の北沖に浮かぶ姫島。

 ライトターンすると、左の機窓からは、雲一つない青空の下に、はるか奥行きの深い瀬戸内海が見渡せ、なんとも爽快!これで暑くなければ文句ないんですけど、きっと外はめっちゃ暑いんでしょうねー。

 ライトターンして左の眼下に見える島は、津和地島。もう愛媛県です。津和地島は愛媛県松山市所属。津和地島の東隣に浮かんでいるのは、怒和島。「怒って和する」とはいかなることか。そして着陸直前に左に見えるマウスのような形をした島は釣島です。「つるしま」と読むそうです。

イメージ 3 ▲ライトターンすると左の機窓からは瀬戸内海がずっと東の奥深くまで見通せて爽快。

イメージ 4 ▲滑走路の延長線上に入ってすぐ左下に見えるのは松山市の津和地島。

イメージ 5 ▲レモンの島として知られる怒和島。

イメージ 6 ▲着陸直前に見えるのは釣島。その奥は興居島(ごごしま)。

 島々を散りばめた瀬戸内海上空の遊覧飛行はあっという間で、JAC3601便は16:48にRWY14にランディング。131マイルの飛行時間は32分でした。スポットインは16:50。定刻は16:40着なので、福岡で出発が10分遅れになったのがそのままで到着したことになります。

 出発準備が進む17:05発の羽田行きJAL438便(レジJA-314JのB737-800)を左に見ながらオープンスポットで停止し、徒歩でターミナルビルに入ります。機外に出たとたん、暑い!しかたないけど。

イメージ 8 ▲福岡から、わずか32分間のフライトでした。