毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

紀伊半島を横切って(夏の旅、北へ南へ時々台風;その44)

イメージ 1 ▲右の窓からは室戸岬が見えているだろうあたりで海上へ。左下の島は高知牟岐の大島。

 2016年8月20日、ひどい雨。

 羽田行きJAL430便は、四国を西から東へ突っ切って、右の機窓からは室戸岬が見えているだろうなというあたり、高知県牟岐町らへんから海上へ出ました。すると紀伊水道を横切って、眼下にはすぐに紀伊半島が広がります。

 紀伊半島西岸から東岸へ抜けるのに5分弱かかり、やがて紀伊半島東岸が見えてきます。紀伊半島のだいぶ南側を飛んでいるので、右側の機窓からは潮岬が見えているのか、あるいは太平洋しか見えないのかはわかりませんが、左の機窓の眼下には、太地町の太地湾、玉ノ浦、熊野灘がくっきりと見えています。

イメージ 3 ▲離陸から25分ほどで紀伊半島東岸到達。

イメージ 2 ▲ちょうど中央が太地町の中心部と太地湾。下の深い入り江が玉ノ浦。

イメージ 4 ▲太地町中心部を更にズーム!中央下の美しい円弧は玉ノ浦海水浴場。賑わってるでしょうなあ。

イメージ 5 ▲中央、河口になっているあたりが新宮市の中心部。

イメージ 6 ▲更に15分ほど飛んで、御前崎の沖を通過。

 紀伊半島から再び太平洋上に抜けて、洋上飛行を順調に続けます。海の上には雲はほとんどないですが、陸地の方にはだいぶ雲がかかっているようです。

 と思っているうちに、眼下にも雲が広がり始め、着陸に向けて降下を始め、雲の中を抜けて下界に出ると、なんと、すごい雨が降ってるじゃないか!松山からの行程のほとんどは雲のない青空と青い海だったのに、東京は本降りの雨だったとは!

 機窓を窓に打たれながら、08:55にRWY34Lにランディング。飛行時間は66分。定刻より5分早く9時ちょうどに8番ゲートにスポットインしました。この飛行機は今度は09:50発の広島行きJAL257便に変身するようです。

イメージ 7 ▲羽田がこんな雨だとは全然知らなかった……。