毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

雨の松山空港(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その20)

イメージ 2 ▲愛媛松山空港、本降りの雨に、スポットインしている飛行機も雨滴の向こう。

 2015年9月24日、関東は晴れ。

 前夜、「国際ホテル松山」ですばらしい日本料理を師匠にごちそうになり、大満足で宿へ帰りましたが、雨はまだ降り続いていました。翌朝も雨は降り止まず、むしろ前夜よりも降りが強くなっているような。

 これは困った。傘がない。宿を出て、路面電車の最寄り電停「西堀端」電停の近くのコンビニの軒下までダッシュし、雨をよけながら路面電車が来るのを待ちます。もうすぐ、06:21発の松山市駅行き初電がやってくるはずです。
 
 松山市駅前からは、空港リムジンバスの一番バスが06:45に出ます。この初バスは松山市駅前を出るとノンストップで空港へ行ってしまうので、乗るためには松山市駅前まで出てこなければならないのです。

イメージ 1 ▲朝の松山空港、激しい雨。

イメージ 3 ▲羽田行きJAL430便は、レジJA-319JをつけたB737-800。

 空港には20分弱で到着。時間は朝7時を回ったところ。雨はなかなか激しい降りで、飛行機はちゃんと飛んでくれるかしら。

 JALもANAも、07:35発の羽田行きの便があります。ANA582便とJAL430便。僕はもちろんJAL430便です。

 改札機故障のため、搭乗ゲートがAゲートからBゲートに変更になり、Bゲートから07:25過ぎに搭乗が始まり、僕は2番K席に着席します。この日の機材は、レジJA-319JをつけたB737-800 Sky Wi-fi機。

 07:32にドアクローズになって、07:35にプッシュバックしましたが、隣のANA便も同時にプッシュバックしたため、こちらのJAL機は、いったん滑走路上に入って滑走路をタキシングし、ANA機を通り越してT6から再び誘導路に戻り滑走路端へと向かいました。そして07:46、RWY32から雨を衝いて離陸。JAL便が先発となりました。

イメージ 4 ▲房総半島の南端を左に見ながらファイナルアプローチ。

イメージ 5 ▲房総半島最南端の野島崎灯台がはっきり見えました。

イメージ 6 ▲房総半島東岸、千倉のあたり。

 最後の最後まで、松山は強い雨が降っていました、しかし、雲の上に上がってしまえば青空の下を快適に巡航。東京が近づくにつれて雲も切れ、地上の景色が楽しめるようになってきました。

 最終の着陸態勢になり、房総半島の南端を左へ見ながら高度を下げていきます。最南端の野島崎の灯台や、その周辺に建つリゾートホテルがはっきりと見えます。それから房総半島の東岸にまわりこんで、千倉あたりの海岸を眺めながら北上し、それから房総半島を東から西へと横切っていき、東京湾を横断して、08:54に羽田空港RWY34Lに着陸しました。

 が、朝の出発ラッシュの時間帯で空きスポットがないのでしょうか、我がJAL430便は33番オープンスポットに到着し、バスでターミナルへ向かうというアレンジ。ま、バスだとターミナル内を延々と歩かずに済んで、楽ですけどね。

イメージ 7 ▲羽田空港のオープンスポットに到着したJAL430便。東京は雨は降っていませんでした。