毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

Let's go to USA!!(その24;油屋熊八麦酒)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134924.jpg ▲宇佐で出会った大分杵築の地ビール。ネーミングがユニーク。

 

 2009年5月24日、参拝を終えて。

 

 宇佐神宮を参拝を終え、広い参道を戻り、10形26号蒸気機関車の脇を再び抜けて一の鳥居をくぐり、また土産物屋や食堂が並ぶ参道へ戻ってきました。

 

 参拝を終えたので気が楽になったのか(笑)、ゆっくり土産物を眺める余裕が出てきて、一店一店をじっくりのぞいて歩きます。まずはだいぶ歩いてのどもかわいたので、参拝客がけっこう大勢立ち寄って食べていたソフトクリームを僕も食べたくなりました。大分県は久住高原の濃くておいしい牛乳を使ったソフトクリーム、宇佐は久住高原から近いわけではないけれど、ちゃんと売ってます。おいしいです。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134913.jpg 久住高原のソフトだよん。

 

 参拝前にご利益うどんと鶏天定食を食べた土産物屋兼食堂に荷物を預かってもらっていたので、その店に戻りました。お店のみなさん、なかなかおもしろい方ばっかりで、実家へのお土産に大分の焼酎でもと見ていたら、地ビールがあるぞと勧められ、またしても食堂のテーブルに就かされました(笑)。

 

 冷蔵庫から出てきたのは冷えた「油屋熊八麦酒」。なんだこりゃ。これはヴァイツェンだとか。ぐぐぐっとコップに一杯まず飲み干してみると、うむ、けっこうウマイ。一本では足りない。もう一本くれ。いや、「熊八」じゃないのもあるんですか、ならそれを。と言って、次に出てきたのは「ドンザビエル・ビール」。こりゃまたなんだ。フルボディ黒ビールのスタウトだ。これまたウマイ。ついついぐびぐびと飲んでしまった。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134920.jpg 油屋熊八麦酒。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134929.jpg ドンザビエル・ビール。

 

 あとで調べてみると、この地ビール杵築市山香町にある山香綺ら羅株式会社の作品。「世界正統製法、元気の出る健康麦酒」がキャッチフレーズ。「油屋熊八麦酒」は大麦40%と小麦60%を使った、麦芽100%、フルーティでこくのあるヴァイツェン。「ドンザビエル・ビール」は大麦麦芽と小麦麦芽の絶妙なブレンドの、ワインを超えるフルボディ・スタウト。他にも玄米純金箔麦酒「鉄腕稲尾」と「南蛮宗麟」など、ますます何がなんだかわからなくなってきた。なんなんだこのネーミングは。油屋熊八って誰だ。(←別府市を日本有数の温泉地に育てた実業家だそうです、ハイ。)

 

 というわけで大分の地ビールを飲んですっかりいい気分。このお店、なかなかおもしろいです。店頭になんとまあレトロな三輪トラックを置いて商品の陳列台にしています。ダイハツ・ミゼットであります。昭和30年代であります。古くは応神天皇から昭和30年代のレトロまで歴史を感じさせてくれる宇佐神宮、なかなかよいところではありませんか!

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134934.jpg ▲ご利益うどんから地ビールまですっかりお世話になった茶店の店内に鎮座するダイハツ・ミゼット。