毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

Let's go to USA!!(その16;朝ごはん)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134528.jpg ▲「丸長旅館」の朝食。がっつり食べてしまいます(^^)。

 

 2009年5月24日(日)、白いごはんほど旨いものはない。

 

 前回「丸長旅館」の夕食についての記事を書いたばかりだというのに、今回は続けて朝食の記事です。だって、前夜は夕食を終えて外をぐるりと散歩し、それから部屋に戻ったらそのまま朝まで温泉にも入らずに寝ちゃったんだもの(^_^ゝ。

 

 前夜旅館の内風呂に入らなかったので、この日の朝は6時に起きてまずは朝風呂。朝から温泉なんてしあわせです。「丸長旅館」のお風呂は三カ所あって、全部貸切タイプ。いずれも広くはありませんが、誰にも気兼ねせず誰にも邪魔されずに長湯の炭酸泉をゆっくり満喫することができます。

 

 ひと風呂浴びたら朝食です。

 

 「丸長旅館」の朝食の最大の特徴であり名物なのは、お釜で炊いた白いごはん。前日に朝食の時間を聞かれるのはどこでも同じですが、ここではその時間に合わせて宿泊客ごとにご飯を炊き上げるためという理由もあります。このお釜ごはん、お米が一粒一粒立っていて、つややかで、ほんっっとにおいしいんです。もうこのごはんだけあればいいって感じ(^^)。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134518.jpg お釜で炊きたて。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134522.jpg ほかほか~(^^)。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134536.jpg つやつや~(^^)。

 

 名物のもう一品は竹かご豆腐。これもほかほかで出てきます。薬味は小ネギとおろしショウガ。これに醤油を一滴二滴でこれまた美味。卵は生卵、温泉玉子、卵焼きのいずれかを選ぶことができます。カボチャやシイタケなど野菜に煮物も大鉢に入って出てきます。ほかのおかずもシンプルだけどどれもおいしくて、旅先での朝ごはん、どうしてあんなにたくさん食べられるのか?

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134532.jpg 竹かご豆腐もほかほか。

 

 食後のコーヒーをいただいて、ごちそうさま!もっとゆっくりしていたいけれど、もう出発しなければなりません。この日は長湯温泉開湯300周年の一環、「かけ流し」記念の日ということでさまざまなイベントが用意されているようでしたので、後ろ髪を引かれる思いでバス停に向かいます。

 

 ゆるい坂を上ってバス通りに出てバスを待ちます。この通りを眺めるだけだとどこにでもある山あいのひなびた小さな町か村にしか見えず、坂の下にはすばらしい温泉が湧いているなんて気づかないかもしれません。

 

 バスは09:35の竹田車庫行き。来るときと違って一般的な経由ルートで走るので、豊後竹田駅前までは約45分要し、10:21到着の予定です。晴れ渡った青空と田植えを終えたばかりのみずみずしい水田を眺めながらの短いバス旅です。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134547.jpg 長湯温泉のバス通り。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134542.jpg 「長湯」バス停。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818134551.jpg ▲長湯温泉から竹田市内までは美しい山景色。田植えも終わって水田がみずみずしいです。