毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

Let's go to USA!!(その3;つがる&はやて)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133915.jpg青森駅の特急「つがる」乗車案内板。

 

 2009年5月22日、上京。

 

 あれこれと発着列車の多い16時台の青森駅ですが、ようやく自分の乗る列車が来たようです。16:50発の28M特急「つがる28号」が弘前からやってきました。いつものE751系です。6両編成でいちばん後ろの1号車は跨線橋の階段のところにちょうど停まります。485系3000番台のクモハには運転台側にはデッキはありませんが、E751は運転台側にもデッキがあるので、E751系「つがる」の乗車口は他の列車の乗車口とはちょっと違った場所にあります。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133918.jpg 「つがる28号」青森到着。

 

 「つがる28号」は定刻に青森を発車しました。弘前から来たこの列車は青森で進行方向が逆になり、車内でも何回もその旨放送しますが、1号車の前部の席を占めていた10人ぐらいのグループのおばちゃんたちは「あれっ、なんかさっきと進んでるほうが違う感じ!」「戻ってるんじゃない?」などと大騒ぎ。

 

 11分で最初の停車駅、浅虫温泉。隣のホームの3番線にもちょうど列車が入っています。4019M特急「スーパー白鳥19号」、789系です。今回は青森と東京を何回も往復したのに「つがる」にばかり当たったので、789系がちょっと新鮮に見えました。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133923.jpg 浅虫温泉駅停車。

 

 浅虫温泉の次は野辺地。ホームに懸かる「下北・大湊方面」という乗換案内板の向こうには、作業用の小さなディーゼル機関車、さらにその向こうにあったはずの南部縦貫鉄道の線路は既になく、草が茂り花が咲き、跡形もなくなっているようでした。そしてその向こうには日本で初めての鉄道防雪林が濃密に広がるばかりです。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133928.jpg 17:16、野辺地到着。

 

 そして「つがる28号」は17:48に八戸駅に到着しました。ここで乗り継ぐのは18時ちょうど発の「はやて28号」です。ひと仕事終わった時間なので、日帰り出張などで青森県内へ来ていたと思われるビジネスマンふうの人たちで、この時間の八戸駅はなかなかの混雑です。夕食の時間帯にも当たり、仕事帰りに一杯やりたい人も多く、駅弁売場や売店もにぎわっています。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133933.jpg 八戸駅新幹線コンコース。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133937.jpg 18時ちょうどの「はやて28号」。

 

 案の定、僕の隣の席も仕事帰りのビジネスマン。缶ビール2本にワンカップ2本、つまみはパックの焼き鳥など、飲みますモード全開です。盛岡、仙台で続々乗客が乗り込んで、車内のいたるところで缶ビールを開ける音やら駅弁やつまみのにおいがします。みなさん今日一日お仕事おつかれだったんだからしかたがないのですが、全然関係ない立場の者としては、けっこうキツイ~~(^_^ゞ。

 

 というわけで「はやて28号」、21:08に東京駅22番線に到着しました。最近は上野下車ばかりだったので、「はやて」を東京まで乗り通したのは久しぶり。降りてすぐ外気に触れられるので、東京駅のほうが降りたときのさっぱり感があっていいですね。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818133942.jpg ▲東京駅に到着。あと1時間半ほどはまだまだ出発する新幹線が続きます。