毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその35;三日三様のE751系)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819003218.jpg青い森鉄道専用になったはずの青森駅1番線から出るE751系とは?

 2011年6月26、27日、29日、E751系三連発。

 青森駅に顔を出すE751系の三連発、いってみたいと思います(^^)。

 E751系と聞いてあなたが思い出すのは「つがる」?それとも「スーパーはつかり」?「スーパーはつかり」としての活躍は短かったから、やっぱり「つがる」としての印象のほうが強いかな。

 E751系は、盛岡~青森間で「スーパーはつかり」として走り始め、「はやて」デビューとともに八戸~青森・弘前間を走る「つがる」となり、東北新幹線全線開業を機にいったん表舞台から姿を消してしまったものの、まもなく、青森~大館・秋田間に新設され485系3000番台でスタートした新生「つがる」に4両編成に短くなって投入されて復活という経緯をたどっている車両ですね。

 冒頭の写真は、6月26日の朝、下り「あけぼの」で到着したときに1番線に入っていたE751系です。A102編成です。

 翌27日は雨。市内で野暮用を足して帰りがけに青森駅を通りかかると、4番線にE751系の姿。

 これは14:48発の8054M特急「つがる54号」大館行きですね。A101編成です。6両編成時代を知る者にとっては4両じゃあちょっと物足りない感じ……

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819003222.jpg 大館行き「つがる54号」。

 次は29日の朝。

 26日に「あけぼの」で着いたときと同じ時間帯にやってきました。3日前と同じとおり、1番線にはE751系の4両編成が入っています。やはりA102編成です。
 雨は上がったものの、天気は薄曇り。E751系の背景には青森ベイブリッジ、その背景には灰色の空が広がっています。

 東北新幹線全線開業以降は、E751系には新青森→青森に1回乗ったきりですが、E751系は、線路状態もよく全線複線の東北本線を疾駆するE751系がやっぱりいちばんE751系らしかったなと思うのですが、いかがでしょう?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819003227.jpg 1番線で発車待ちのE751系

 東北新幹線が全線開業し、JR東北本線第三セクター青い森鉄道に移管されたのに伴い、青森駅の1/2番線ホームは原則青い森鉄道専用になったので、そこにE751系が停まっているというのはちょっと奇妙な気もします。
 
 しかしこの時間帯に1番線に入っているこの列車、10:20発の5552M快速浅虫温泉行きなんですが、この列車は東青森駅のみ停車で浅虫温泉駅に10:36に到着し、折り返し10:46発5553M快速になり、これが青森駅に11:06に到着したあとそのまま青森発11:28発の8052M特急「つがる52号」大館行きになるんですね。

 ということは、青森~浅虫温泉間の5552M/5553Mは青い森鉄道の乗車券だけでE751系に乗れるわけで、朝の津軽線普通列車運用がなくなった今、この列車が乗りドク列車になったと言えましょう~♪。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819003232.jpg これ、浅虫温泉行きの快速。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819003237.jpg ▲乗車券だけで乗れる乗りドク列車と言えましょう。