毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

流氷求めて「オホーツク」(その4;スーパー乗り継ぎ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131506.jpg函館駅で発車を待つ「スーパー北斗21号」。

 2007年2月23日(金)、北海道へ。

 さて、青森の実家で数日過ごしたあと、使いを頼まれて北海道の湧別に住む親戚を訪ねて行くことになりました。湧別町オホーツク海に面した人口約5,000人の町。サロマ湖紋別市にはさまれたあたりにあり、かつては遠軽・名寄から名寄本線、網走からは湧網線が通っていましたが、今や鉄道で訪れる術はありません。とにかく遠軽駅まで親戚に迎えに出てもらうことにして、青森を出発することにしました。

 青森からはもはやおなじみJR北海道789系の4019M特急「スーパー白鳥19号」。青森駅に17:15に到着し、進行方向を変えて17:22に発車します。この時点ですでに日は暮れかかり、薄闇が漂い始めています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131502.jpg 青森駅でおなじみ789系。

 蟹田を17:48に出て青函トンネルに入る頃にはもう窓の外は真っ暗。トンネルを抜けて北海道に渡っても、函館湾沿いに明かりがぽつりぽつりと見えるだけで景色は望めません。
 青森から函館まで快調に走って1時間58分、19:20に終点函館に到着です。ここで22分の待ち合わせで19:42発の5021D特急「スーパー北斗21号」に乗り継ぎます。こちらはFURICO「283系」、意外なことにけっこう満席で、しかも札幌まで乗り通す乗客が非常に多いです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131511.jpg 5号車指定席で札幌へ~♪

 この時間帯、函館駅は閑散としています。19:32に江差行きの普通列車126Dがひっそりと出て行きましたが、海峡線は20:33発の4044M特急「スーパー白鳥44号」を残すばかりです。
 「スーパー北斗21号」の札幌までの所要時間は3時間12分、22:56の到着予定です。ホームの冷え込みも厳しくなってきました。暖かい車内では読書でもして過ごすことにしましょう。もうすぐ発車です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131515.jpg函館駅のシンボルの一つ、青函連絡船のドラもホームにぽつんと寂しく。