さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その3;雪の舞鶴)
2006年2月18日(土)、雪の舞鶴。
もう30分早く起きれば東舞鶴から京都へ直行する特急「まいづる2号」に乗れるというのを敢えてはずし、東舞鶴07:25発の312M快速「特急リレー号」綾部行きに乗ります。東舞鶴と綾部を結ぶ「特急リレー号」で快速運転をするのはこの一本だけで、しかもその後まもなくこの一本も各駅停車になってしまったので、この日はちょっと貴重な乗車になりました。
▲東舞鶴発綾部行き快速「特急リレー号」。
今は快速運転はなくなった。
312Mは湘南カラーの113系。グリーンとオレンジの間に細いホワイトのラインが入っているのが関東で見かける湘南カラーとは違います。行き先表示幕の「快速 綾部」を東舞鶴で見ることができたのも貴重な体験。「快速」の字体がいかにもJR西日本っぽいです。
東舞鶴を発車した312Mは、次の西舞鶴に停車すればあとは終点綾部までノンストップ。京都府を走っているというのに車窓の景色は一面の雪景色というのはなかなか美しく、瓦屋根に雪が積もっているというのは僕にとっては新鮮です。
舞鶴の雪景色(車中から)。
瓦屋根も雪に覆われて。
土曜日の早朝ということもありわずかばかりの乗客を乗せたばかりの312Mは07:49、終点綾部に到着。たった24分の113系乗車でした。
綾部ではたった1分の待ち合わせで3062M特急「はしだて2号」に乗り換えます。乗り換え時間はたった1分ですが「特急リレー号」との接続なので、向かい側のホームでしっかり接続します。
初めて乗る特急「はしだて2号」はJR西日本カラーの183系。7両編成で、前の方5~7号車が天橋立から、後ろ1~4号車は福知山からの連結。7両編成でグリーン車付きというのは今どきなかなか堂々たる編成ではないでしょうか。
初めて乗る特急「はしだて2号」はJR西日本カラーの183系。7両編成で、前の方5~7号車が天橋立から、後ろ1~4号車は福知山からの連結。7両編成でグリーン車付きというのは今どきなかなか堂々たる編成ではないでしょうか。
この時間帯、土曜日だからなのか、20分前に「まいづる2号/たんば4号」が先行しているからなのか、「はしだて2号」の乗客は多くはありません。山陰本線をゆるゆると走って列車は京都市内に入り、高架線を経て08:57、終点京都に到着しました。山陰本線の列車は、京都駅の西のはずれ、専用の31番線に入ります。隣の32番線には09:03発の福知山行き普通列車235Mが発車を待っていて、古豪183系と湘南電車が肩を並べることになりました。
終点京都到着。