毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

タンゴディスカバリー(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その36)

イメージ 2 ▲東舞鶴10:27発の京都行き特急「まいづる6号」。

 2015年10月3日、まち針みたい。

 舞鶴では、旧知の人々が集まって再会を喜び合うとともに、すんばらしいお食事をいただきました。ぜひ紹介しておきたい。日本料理の「京都舞鶴 ARIYOSHI」、ぜひ行くべし!その日そのときの旬の食材を使った感激の品々がきっとアナタを満足させてくれることでしょう。

 で、深酒してしまいまして、午前1時頃、二次会の会場からホテルまで歩いて帰る途中、たこ焼き屋の前を通りかかり、聞けばあと二舟残っていて、売れたら今すぐ店終いできるとのこと。よっしゃー、二舟ともいただきましょう!と酔った勢いで買ってしまったので、ホテルに戻ってから一人で深夜にたこ焼きをいっぱい食べて、なんかダイエット失敗した。

イメージ 1 ▲東舞鶴駅。これは南口。

 そして翌日もまたスバラシイお天気。僕ものんびり舞鶴市内を散策したいところですが、この日はもう香港へ戻らなければなりません。東舞鶴駅へ出て、ホームに上がると、2番線に2本の列車が停車中。小浜方に停まっているのは11:04発の敦賀行き普通列車931M。小浜線電化で導入された125系電車ですが、「ようこそ若狭路」というヘッドマークを掲げてます。「北陸デスティネーションキャンペーン 2015.10.1.~2015.12.31.」とも書いてあります。イラストのネコは、「サバのまち小浜市」を盛り上げるべく 誕生したゆるキャラ、「さばトラななちゃん」。確かに若狭のサバはうまいね!

イメージ 5 ▲11:04発敦賀行き普通列車931Mは125系電車。

イメージ 6 ▲ヘッドマークもついてます。小浜市の「さばトラななちゃん」。

 綾部方に停まっているのは、10:27発の3046D/5082D特急「まいづる6号」。前日乗った「まいづる7号」とは全然違う車両。そもそも列車番号に「D」が付いているとおり、なんと気動車での運転。これは意外!

 特急「まいづる」は下り8本、上り7本が運転されていますが、そのうち2往復は、京都丹後鉄道(旧「北近畿タンゴ鉄道」)のKTR8000形気動車で運転されてるんですね。KTR8000形は、「タンゴディスカバリー」の愛称で活躍した車両ですが、2011年3月13日のダイヤ改正で、「タンゴディスカバリー」という列車名はなくなり、特急「まいづる」「はしだて」として走っているのが現在の姿です。うーん、運転台のあたりがまん丸くなっていて、「タンゴディスカバリー」というよりは「だんごディスカバリー」といった感じ。

イメージ 3 ▲東舞鶴駅の駅名標と「タンゴディスカバリー」車両。

イメージ 8 ▲2番線には特急「まいづる6号」と敦賀行き普通列車が向かい合って停車中。

イメージ 7 ▲1番線に京都からの特急「まいづる1号」が到着してます。

 10:11、1番線に京都からの特急「まいづる1号」が到着しました。こちらは前日乗ったのと同じ新型の287系車両。わずか一泊二日の舞鶴旅行で、往復それぞれ異なる車両に乗れて、うれしいなあ。

 「タンゴディスカバリー」車両で運転される「まいづる6号」は、2両編成。前が5号車普通自由席車両、後ろが6号車普通指定席車両です。僕は指定券を確保してあるので、6号車の方に乗りますが、東舞鶴時点で空席の方が目立っているという状況。

 着席してふと前を見ると、シートのヘッドカバーに「丹後ちりめん 丹後織物工業組合」の文字が。丹後ちりめんは、丹後地方で生産される高級伝統絹織物。そのような品を車内のアクセントに使うとは、さすが。丹後ちりめんのヘッドカバーに頭を預ければ、10:27、特急「まいづる6号」発車です。

イメージ 9 ▲「タンゴディスカバリー」車両KTR8000形のシートには丹後ちりめんのヘッドカバー。

イメージ 4 ▲東舞鶴駅ホームの出発列車案内板。