毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

特急「まいづる6号」完乗。(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その37)

イメージ 4 ▲東舞鶴発京都行き特急「まいづる6号」、綾部駅停車中。

 2015年10月3日、だんご坊主、併結。

 10:27に東舞鶴駅を発車した特急「まいづる6号」は、すぐに隣の西舞鶴に到着。それから、気動車らしく力強いエンジン音を響かせて走り、10:51に綾部に到着。「まいづる6号」のシートは、綾部で進行方向が逆になるのを見越して、東舞鶴発車時点ですでにシートは京都へ向かう方向にセットされているので、東舞鶴から綾部までは背中向きに進んでいくことになります。

イメージ 1 ▲まもなく東舞鶴を発車する特急「まいづる6号」。

イメージ 2 ▲東舞鶴の次は、お隣の西舞鶴に停車。

 綾部では、8分停車します。ホームに降りて、「タンゴディスカバリー」車両をじっくり観察することができます。見れば見るほど、運転台のところが丸く膨らんでいて、まるでまち針みたい。

 しかしこの日もすばらしすぎる良い天気。こんな日に移動だけだなんてもったいなさ過ぎる。東舞鶴発車時には後ろになっていた6号車が、綾部からは先頭に立ちます。

イメージ 5 ▲綾部では8分停車で、進行方向が変わります。

イメージ 3 ▲見れば見るほど「タンゴディスカバリー」というよりは「だんご坊主」と呼びたくなる。

 「まいづる6号」が綾部に到着した3分後、福知山方から豊岡始発の1682D/5082D「はしだて2号」(豊岡~久美浜間は快速列車)がゆっくりと近づいてきて、併結作業が始まります。まち針の頭どうしがだんだん近づいてくる様子は、なんかヘンでもあり、なんとなくかわいらしくもあります。

イメージ 6 ▲福知山方から併結の相方である「はしだて2号」が入ってきました。

イメージ 7 ▲「はしだて2号」は4両編成で、「まいづる6号」と合わせて6両編成で京都へ向かいます。

イメージ 8 ▲ここまで近づいたところでいったん停止し、係員の合図で更に近づき、併結です。

 併結が済んで「はしだて2号」の方のドアも開き、全体で6両編成となり、10:59、6号車を先頭に京都へ向けて発車します。

 園部、亀岡と停車し、前日と同様、晩夏のような初秋のような強い日差しをきらきらとはね返す桂川の清流を車窓に眺めながら保津峡を抜け、二条に停車。そして終点京都には、12:07、31番線の到着です。今回は、思いもかけず、このボウズのような車両にも乗ることができて、楽しい舞鶴ショートトリップでした。

イメージ 9 ▲終点京都駅31番線に到着した特急「はしだて2号・まいづる6号」。