毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

だめ押しのメンチカツサンド(2017年月イチ日本・10月編;その6)

イメージ 7 ▲見た目はぐじゃっとしてますが、ウマいです「メンチカツサンド」。

 2017年10月1日、ハウステンボス色。

 特急「みどり12号」は定刻の10:43に佐世保駅を発車し、すぐに最初の停車駅・早岐に到着します。ここでは、ハウステンボスからやってくる特急「ハウステンボス12号」を併結するので、5分停車します。時間に余裕があるので、ホームへ降りてみることができます。

 ここで、まったく見たことのない塗装の車両を見ることに。なんと、ハウステンボス塗装の783系があったんですね!

 早岐駅には「ハウステンボス12号」が先に到着していて、あとから到着するこちらの特急「みどり12号」は、減速と一時停止を繰り返して、ゆっくりと「ハウステンボス12号」の4号車に併結されます。ドアが開くのはそれからです。

 ホームに降りて、「ハウステンボス12号」の方を見てみると、その車両は全身ほぼオレンジ色で、否が応でも人目を惹きますね。

イメージ 1 ▲初めて見ました、ハウステンボス塗装の783系。

イメージ 2 ▲こちらが1号車で、博多へ向けては最後尾車両になります。

 このハウステンボス塗装は、ハウステンボスが2017年に開園25周年を迎えるのに合わせて行われたものだそうで、2017年3月に最初の編成が登場し、特急「ハウステンボス」用の4両編成5本が順次塗装変更されたとのこと。外観はオレンジとゴールドをベースにロゴマークやエンブレムなどを加えた塗装とし、車内も木目調の天井や床にするなど内装の変更が施されているらしい。当面ハウステンボスに行く予定はないから、この車両に乗ることもないな……

 それにしても、ドア周りにはいろいろと描かれていて、妙に情報量が多い(笑)。文字も大きくて見やすく、利用客にとっては親切かも。どの座席番号がA室とB室のどちらにあるのかも表示してあって、客室を間違うこともなさそうです。残念ながら、行き先表示は巻き取り幕式ではなくLED表示。「ワンマン区間 早岐-ハウステンボス」とも表示されていて、へー、この区間は車掌は乗務しないんだ。

イメージ 3 ▲なんだか情報量が多いドア周り。親切と言えば親切か。

イメージ 4 ▲行き先表示が巻き取り幕ではないのがちょっと残念。早岐~ハウステンボス間はワンマン運転なのね。

イメージ 5 ▲切妻タイプの5号車と4号車がくっついて併結完了。

 さて、実は、さっき佐世保駅の「LOG KIT」でスペシャルバーガーを食べながら店内を見回していたら、「メンチカツサンド」というメニューがあるのを発見。あとで「LOG KIT」のHPを見てみても「メンチカツサンド」というメニューは掲載されていないので、もしかしたら期間限定か、佐世保駅店だけで扱っているメニューなのかもしれません。とにかく、メンチカツが大大大好きな僕としては、このメニューを見つけた以上、食べないわけにはいかない。追加で「メンチカツサンド」をテイクアウトで注文し、車内で食べることにしたのでした。

 その「メンチカツサンド」を「みどり12号」のシートテーブルの上で開けてみました!トーストした食パンに、ソースの絡んだ肉汁あふれるジューシーで大判のメンチカツとキャベツがぎっしりとはさまれています。容器に詰めるのにサイズを合わせるためか、食パンの一辺の耳が切り落とされ、その耳の部分もちゃんと詰められていて、まったくムダがありません(笑)。スペシャルバーガーを食べた直後に、少々油っぽくかなりのボリュームがあるこの「メンチカツサンド」を食べるのはなかなかの荒技と言わねばなりませんが、実においしく完食いたしました!

イメージ 6 ▲どうしても食べたかったのです。「LOG KIT」佐世保駅店の「メンチカツサンド」。

 併結作業を終えて8両編成となった特急「みどり・ハウステンボス12号」は、11:00ちょうどの定刻に早岐を発車。有田、武雄温泉、肥前山口と停車していきます。途中、肥前山口の2駅手前の北方では運転停車し、4007M特急「みどり7号」と交換します。

 肥前山口から先の停車駅は、佐賀、新鳥栖、二日市。腹いっぱい過ぎて睡魔に負けそうになるのを懸命にこらえながら(いや、完全に敗北した区間もあったかも。)、鹿児島本線を快走して、終点博多駅の3番線に12:34に到着。このあとは地下鉄に乗り換えて、福岡空港へ出ます。

イメージ 8 ▲北方駅で特急「みどり7号」との交換のために運転停車。

イメージ 9 ▲8号車を先頭にして、終点博多に到着。やっぱり汽車旅はいいのう。