毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

287系「きのさき9号・まいづる7号」(紅葉まだき初秋のニッポン旅;その34)

イメージ 2 ▲京都駅にて、これから初乗車する「きのさき9号・まいづる7号」。

 2015年10月2日、サンダーバード?

 新京極の鰻の老舗「かねよ」にて十数年ぶりに「きんし丼」を食べて、大いに満足。おなかもいっぱいになって、京都駅へ戻ってきました。

 京都駅からは、14:25発の5009M特急「きのさき9号・まいづる7号」に乗ります。もともと京都・新大阪発着の京都兵庫北部を結ぶ特急にはあまり乗ったことがありませんが、2011年に新型車両287系が投入されるようになってから乗車するのは、今回が初めてです。

イメージ 1 ▲京都駅の行き止まりの櫛型ホーム31番線から発車します。

 183系で運行されているうちに乗っておきたかったのですが、その機会にはとうとう恵まれず、気がつけばもう287系に置き換えられてしまっていました。しかたないね。

 287系を間近で見るのも今回が初めて。パッと見た感じは、「はるか」のような、「サンダーバード」「しらさぎ」のような…… ま、いずれにしても新しい車両なので気持ちいいですが。

イメージ 3 ▲こちら先頭車両の1号車。グリーン席もあるんですね。

イメージ 8 ▲こちらは最後尾車両の7号車。

 「きのさき9号・まいづる7号」は、前方1号車から4号車までが福知山行きの「きのさき9号」、後方5号車から7号車までが東舞鶴行きの「まいづる7号」です。車側にある行き先表示はLED式ですが、列車名表示は巻き取り式で、「きのさき」は青紫地、「まいづる」はオレンジ色地に色分けされています。

イメージ 4 ▲列車名表示が青紫色なのは「きのさき」。

イメージ 7 ▲オレンジ色は「まいづる」。

 「きのさき9号」と「まいづる7号」は綾部で分割するので、4号車と5号車の連結部分は、先頭車両が向かい合う独特のスタイル。貫通型なので、幌もつないで、乗客が行き来できるようになっているようです。近畿地方北部の特急ネットワークである「北近畿ビッグXネットワーク」を成り立たせるためには、柔軟に分割・併結できる機動力が必要なのでしょうね。

イメージ 6 ▲「きのさき9号」と「まいづる7号」の連結部分。

イメージ 5 ▲奥の方が「まいづる7号」ですね。