各駅停車のんびり500系(ニッポンの秋を探して・その50)
▲この丸みを帯びた形状こそ500系車両の真骨頂!
2011年11月14日、6号車指定席。
「サンダーバード10号」で京都で乗り換えずにそのまま新大阪まで来ても、がんばればこの「こだま745号」には乗り継ぐことができるのですが、やはり発車前は余裕を持って、ゆっくり写真を撮りたいと思ったのです。京都で猛ダッシュしたかいがあって、こうして落ち着いて、久しぶりの500系車両を眺めることができます。
そして乗り込む車両はもちろん指定席車の6号車です!500系「こだま」の6号車は、16両編成時代のグリーン車がほぼそのまま使われているので、2×2列で、しかもシートはばっちりリクライニングするグリーン車時代のままのシート。前後のシートピッチもとっても広くて、まさに乗りドク車両!!です(^^)。
車内はとーても空いていて、更に快適。なんとなく優雅な気分になって、10:39、定刻に新大阪を発車です。
▲6号車の車内に入ると、2×2列のシートが並んでいます。
500系車両は、両端車両の長い顔とともに特徴的なのがその丸い胴体。新神戸の次の西明石ではは追い越され待ちの停車時間が3分ほどあるので、デッキとホームに出てみましたが、デッキのドアの上部なんかは丸みを帯びた胴体の曲線がよくわかります。背の高い人なんかはやっぱりだいぶ狭く感じるでしょうねえ。
▲500系6号車のデッキ。上に行くに従って丸く狭まっています。
▲というわけで西明石停車中。殺風景なホームだなあ。
西明石を11:06に発車しますと、次は11:18に姫路に到着。姫路でも4分停車です。ホームには「8両編成最前部停止位置」という案内板が立っていて、それより先には停まりませんよということをおしえてくれます。短い8両編成の「こだま735号」はホーム中央寄りにこぢんまりと停車して、本線を追い越し列車が駆け抜けていくのを待っています。各駅停車の新幹線が追い抜かれ待ちするときのホームって、どこの駅でもどこかのんびりまったりとした雰囲気がありますよね。
▲「500系8両編成」とはっきり書かれた「車内のご案内」。
▲姫路駅でも追い抜かれ待ちで4分停車。
▲「のぞみ」時代は停まったことのない駅なのに……