ここに国鉄色がいたとは!(石北本線各駅停車;おまけその3)
▲「はるか4号」を京都で降りたら、目の前に国鉄色が!
2013年10月12日、実はガラガラ。
これから乗る特急「はるか4号」、JR西日本の指定券予約システム「e5489」で事前に指定券を予約したときには、普通車指定席もグリーン車指定席も満席で、毎日空席状況をチェックしてたらたまたまグリーン車に空席が出たのでなんとかそれを確保できたのですが、いったいどうしてこんなに混んでいるのか、さっぱりわかりません。
▲登場時から変わらない「はるか」のロゴマーク、まさに「和」です。
▲1号車グリーン車の車内は、どっしりしたシートが1×2の3列配置。
▲こちら一人掛け用のシート。枕部分が小さい感じがするのはJR西日本の定番仕様。
ところが、発車時間が迫っても迫っても、一向に乗客が乗ってくる気配がありません。結局、関西空港駅発車時点で1号車グリーン車に乗ったのは僕を含めてわずか2人。後ろの2号車普通車指定席も満席からはほど遠い感じ。これはいったいどうしたというのでしょう?「はるか4号」は日根野、和泉府中、天王寺にも停まりますから、そこからドヤドヤと大量に乗り込んでくるということでしょうか?
いえ、グリーン車にはその後天王寺から女性2人組が乗ってきただけでガラガラのまま、後ろの2号車も空席をたくさん残したまま、「はるか4号」は09:03、終点京都に到着しました。「e5489」の満席表示は何だったのか?あとから大量キャンセルが出たということなのか?どうにも解せないまま、「はるか」背引用ホーム、京都駅30番線に降り立ちました。
▲満席からはほど遠い乗車率のまま終点京都に到着した「はるか4号」。
すると、目の前に国鉄色の特急電車が停まっているではありませんか。なんだ、これは。
これは、09:25発の5081M特急「はしだて1号」天橋立行きのようですね。あれ?山陰へ向かう特急は、まだ見たことないですけど、287系という新型車両に置き換えられたものとばかり思ってました。381系もまだ健在だったんですね。しかも国鉄色なんて、うれしいじゃないですか。
もっとゆっくり見ていたいけれど、僕は京都では6分の待ち合わせで09:09発の4007M特急「サンダーバード7号」に乗り継がなければならないので、急いで写真を数枚撮って、それで終わりです。381系国鉄色が走っているうちに乗りに来たいなあ。
▲新型車両287系に置き換えられたものとばかり思ってたけど381系国鉄色は健在でした。
▲京都駅では6分の待ち合わせであわただしく「サンダーバード7号」に乗り換え。
JR西日本の「e5489」で指定券を事前購入した際、この「サンダーバード7号」もかなりの混みようで、あやうく指定券を取り損なうところでした。土曜日の午前中の早い時間に大阪都市圏から北陸へ向かう列車なので、観光需要が高いのでしょう。
僕は「サンダーバード7号」に乗ると、夜行フライトの寝不足状態で瞬時にして睡魔に襲われ、あっという間に爆睡モードへ。「サンダーバード7号」は停車駅の少ない速達タイプで、京都を出ると福井、金沢、高岡、富山にしか停まりません。乗降客の動きも少ないので、落ち着いた環境でぐっすりと眠ることができました。
「サンダーバード7号」は11:44、高岡到着。なんとか乗り過ごさないように起きだして、高岡で下車です!
▲「サンダーバード7号」、高岡到着。僕はここで下車です。