特急「はるか」、久しぶり。(石北本線各駅停車;おまけその2)
▲関西空港駅で出発を待つ07:42発の特急「はるか4号」。
2013年10月12日、早朝の関西空港駅の大誤算。
しかし、ビジネスクラスにアップグレードになるなら、昼間の便にしてほしかったっ!!(T_T) シートテレビの画面が大きいから映画も見たいし、エコノミークラスなら紙箱スナックと紙パックの紅茶しか出ない機内食も、メニューがちゃんとあってひととおりコースで出てくるみたいだし、そういうビジネスクラスならではのサービスを余すところなく享受したかった!
しかし今回は深夜便。しかも関空行きは成田行きよりも飛行時間が短いし、今回は飲み会の直後ということで酔っ払ってもいるし、今回は機内食もパスして、寝るしかない。今回楽しめるのはフルフラットシートの寝心地だけということになりそうです。
01:41にプッシュバックを始めた関西行きCX566便は、02:03にRWY07Lから離陸しました。シートベルトサインが消えるなり、僕はシートをフラットにして、爆睡モードへ突入です!
▲早くも夜は白々と明けております。あっという間に夜明けです。奥は瀬戸内海かな?
ファイナルアプローチを告げるアナウンスに目を覚ましてシェードを上げると、早くも外は白々と夜が明けて、到着まであと30分。あー、もったいない。ビジネスクラス、もっと長く乗っていたい。
そんな僕の願いなどおかまいなしに、CX566便はどんどん高度を下げ、06:12にRWY24Rにランディング。実質飛行時間はわずか3時間09分でありました。そしてゲートにスポットインしたのは06:24。第2滑走路からターミナルまではやっぱり遠いなあ。早朝で出発便はまだすごく少ないんだから、ターミナルに近いRWY24Lに着陸させてくれてもよさそうなものなのに……
▲早朝の関西空港駅。実に久しぶりにここへやってきました。
JR関西空港駅のみどりの窓口には、こんな早朝だというのに、長蛇の列がずらりとできていたのです。並んでいるのはほぼ全員香港人。CX566便の乗客と、それより少し早く着いたピーチのMM068便の乗客でしょう。そして、並んでいる香港人のまず間違いなく全員が、ジャパンレールパスの引き取りをやっているのです。だから、一人一人にとても時間がかかり、列がなかなか進みません。壁にはジャパンレールパスや、JR西日本独自の外国人向けフリーパスを紹介するポスターや、引き取りに時間がかかる旨の案内がたくさん貼ってあるので、このような長蛇の列の光景は日常のものなのでしょう。
▲きっぷうりばから外へはみ出して長く延びる列には驚いた。
しかし、それを知らずに駅へやってきた普通の利用客にはこれはたまりません。僕が次に乗るのは07:42発の1004M特急「はるか4号」で、まだ時間に余裕があるので並んでいられますが、待てないときは自動券売機でとりあえず何か切符を買って飛び乗らねばならない事態になることもありそうです。
かなり長い時間待たされてなんとか切符類の購入を済ませ、改札を通ります。前回CX566便を利用して関空へ来たのは一昨年の5月24日。でもこのときはリムジンバスで伊丹空港へ向かったので、関空から特急「はるか」に乗るのは超久しぶりです。
▲JR関西空港駅ホーム。階下にあるので暗いのだ。
4番線で発車を待っているのは07:42発の特急「はるか4号」。平日の発車時刻は07:27で、土休日とは15分も違うというのは、スケジュールを立てる側からすると要注意のポイントです。
車両はおなじみ281系の6両編成。JR西日本の指定券予約システム「e5489」で事前に指定券を予約したときには、普通車指定席もグリーン車指定席も満席で、毎日空席状況をチェックして、たまたまキャンセルが出た瞬間を見計らってなんとか指定席を確保することができました。どうしてそんなに混んでいるのかわかりませんが、まあとにかく混雑しないうちに乗り込んでおきましょう。
▲約2年ぶりに乗ります、上りの特急「はるか」。