毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

帰省ついでの五能線④(日本海サンセット)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222312.jpg ▲「リゾートしらかみ」の真骨頂、日本海サンセット。

 2005年10月10日、再び五能線

 ウェスパ椿山駅から無料送迎バスで黄金崎不老ふ死温泉まで行き、食事処で遅めの昼食。
 それからお待ちかね、日本海の波打ち際の温泉です。「リゾートしらかみ」の運行に伴ってますます有名になったこの温泉、今さら改めてご紹介するまでもありません。日本海の波が打ち寄せる岩場に作られたこの露天風呂で赤褐色のお湯に身を沈めると、その開放感たるや爽快そのものです。
 風呂上がりは休憩用の大広間で休むことができます。大広間でしばらくごろりと横になってうとうとし、再び起き上がって今度は内風呂へ。今度は高台から見おろすような感じに日本海を望みながらの温泉もまた格別。

 みごとなまでにさっぱりしたら、再び送迎バスでウェスパ椿山駅へ戻ります。午後4時を回って、10月中旬の太陽はすでに暮れ色を強め、日本海が徐々に夕焼けに染まり始めます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222316.jpg 午後4時半、日本海暮れ始める。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222320.jpg ▲この岩場のすぐわきに露天風呂がある不老ふ死温泉にも夕暮れの気配。

 16:45、8530D快速「リゾートしらかみ2号」がウェスパ椿山に到着。この日の朝、弘前から深浦へ向かっていたときに北金ヶ沢ですれ違った青池編成が戻ってきました。これに乗って一路秋田を目指します。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222324.jpg 再びウェスパ椿山駅。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222328.jpg 夕焼けの中、青池編成到着。

 クルージングトレイン「リゾートしらかみ」の最大のビューポイントの一つ、「日本海サンセット」の時間になってきました。ウェスパ椿山からあきた白神にかけて、日本海に沈む夕日を車窓から楽しむことができます。この日は少々雲はありましたが、すばらしいサンセットが「リゾートしらかみ2号」の乗客を楽しませてくれました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222332.jpg陸奥岩崎~十二湖あたりで車窓からとらえたサンセット。「リゾートしらかみ」乗ったかいアリ。

 すっかり日が沈んでまもなく午後6時という頃、列車は東能代に到着です。6分停車ののち、進行方向を変えて秋田へラストスパート。秋田到着予定時刻は19時ちょうどで最終の「こまち」に接続します。
 一日かけて行ったり来たりした五能線、天気に恵まれたこともあって、ますますその魅力を感じることができました。やっぱりいいですね、五能線。今度は驫木駅で降りてみたいなあ……。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222336.jpg 日が暮れた東能代に到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222346.jpg 東能代で進行方向が逆になる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222340.jpg ▲「リゾートしらかみ」三兄弟の中ではいちばんの兄貴ぶんになる青池編成。もちろん今も活躍しています。