太宰治生誕100周年記念トリップ(その4;津軽平野)
2009年9月3日、津軽平野。
弘前で進行方向が逆になり、川部で再び進行方向が逆になった(つまり青森駅を出発したときと結局同じ進行方向)「リゾートしらかみ2号」は、いよいよ五能線へと踏み出します。平日の朝ということもあり車内はがら空きですが、ちゃんと車内販売があるので、のんびり朝のコーヒーを楽しむことができます。乗客が少ないので、運転台後ろの展望スペースも自由に使えます。コチラの記事でもご紹介しましたが、鶴ヶ坂駅での寝台特急「日本海」との交換なんかも展望スペースからばっちりおさえることができました。
3号車の展望スペース。
平日の朝なのでがら空き。
この日の津軽地方は青空の広がる気持ちのよいお天気。「くまげら」編成は快調に津軽平野を走ります。津軽富士・岩木山もその全貌をはっきり見せてくれています。この山はいつどこから見てもいい形してますね~。「リゾートしらかみ」に乗り合わせた旅行者のみなさんも、しきりに岩木山にカメラを向けています。
岩木山は、奥羽本線からも北常盤あたりからよく見えますが、五能線に入ってからの岩木山は手前にリンゴ畑が広がって、ますますきれいです。リンゴの木には赤く色づいたリンゴが実っているのが見えます。今年は長雨や低温が続いたと聞いていますが、リンゴの収穫はどうでしょうか。
岩木山は、奥羽本線からも北常盤あたりからよく見えますが、五能線に入ってからの岩木山は手前にリンゴ畑が広がって、ますますきれいです。リンゴの木には赤く色づいたリンゴが実っているのが見えます。今年は長雨や低温が続いたと聞いていますが、リンゴの収穫はどうでしょうか。
こうして「リゾートしらかみ2号」は、09:27に五所川原駅に到着しました。ここで岩館からの弘前行き普通列車521D~523D~827Dと交換するために6分停車します。僕はここで下車。先頭の1号車には、鰺ヶ沢まで展望スペースで津軽三味線生演奏を披露するために三味線を抱えたおばあちゃんが乗り込んでいきました。旅行者のみなさん、少しの間ですが津軽三味線を楽しんでくださいね!
「リゾートしらかみ」に乗ったのに海岸線を走らなかったというのは今回が初めてでしたが、青森~弘前~五所川原~鰺ヶ沢あたりの区間利用にも十分便利なこの列車、平日はもっと地元の方々に活用していただきたいものです。