毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

太宰治生誕100周年記念トリップ(その3;「くまげら」編成)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224509.jpg青森駅に入線する「くまげら」編成の快速「リゾートしらかみ2号」。

 2009年9月3日(木)、「リゾートしらかみ」。

 さて、いよいよ太宰治生誕100周年記念トリップへ出発です。まずは津軽鉄道に乗るために五所川原を目指します。青森市内から五所川原へは、バスが圧倒的に便利です。弘南バスが青森~五所川原間に1時間おき、時間帯によっては30分おきに走っていて、所要時間も青森駅から五所川原駅まで1時間20分程度と便利度バツグンです。

 しかし、だからと言ってバスに乗るわけにはいかない!(`ヘ´)  しかし、実際のところ五所川原まで列車で行くのはなかなか便利とは言い難い。そこで登場するのが快速「リゾートしらかみ」であります。青森08:00発の8632D~8522D快速「リゾートしらかみ2号」なら、五所川原まで乗り換えナシで1時間27分です。

 青森駅に着いたらまずは腹ごしらえ。いつものホームの立ち食いそば屋「そば処八甲田」で山菜そばを食べます。2番線には弘前から07:37に着いて07:46に八戸へ向けて発車していく8M特急「つがる8号」の出入りがあります。前々日に乗った「つがる17号」もそうでしたが、この「つがる8号」も485系3000番台。E751系は影を潜めているようです。全検にでも入っているのかしら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224500.jpg 青森駅の山菜そば。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224504.jpg 八戸行き「つがる8号」。

 山菜そばを食べ終わったら5番線へと移動します。やがて5番線に炎のカラーの「リゾートしらかみ2号」がゆっくりと入線してきました。この日の「リゾートしらかみ2号」は「くまげら」編成です。「くまげら」編成に乗るのはこれが2回目。ホームでこの列車を待っていた人は少なく、さすがに平日の朝だけあって、車内に席を占めた乗客はわずかで、いずれも旅行者の風情。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224519.jpg 入線しましたーー。

 思うのですが、「リゾートしらかみ2号」は青森を08:00に出発すると弘前には08:41に着きます。青森から弘前への通勤や通学(弘前大学など)にも使えそうな時間帯のような気がします。上り「5号」なんかも通勤・通学に使えそうな時間帯を走っています。車内では「この列車は全車指定席です。定期券でのご乗車はできません」というアナウンスが繰り返されていたような気がしますが、平日は「おはようライナー」や「ホームライナー」的役割を担わせて、指定券さえあれば定期券でも乗れるようにして、需要喚起をしてみたらどうでしょう。季節列車ということで毎日運転ではないところが通勤・通学向け列車とは言えないかもしれませんが、観光客が多いとは言えない平日に空気を運ぶよりはいいのではないかと思います。PRがへたくそな青森県気質ですが、もっともっと「リゾートしらかみ」を売り込んでくださいよーー。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818224514.jpg ▲というわけで、「くまげら」に乗って五所川原へ行きますよ。