またもどさまわり③（新潟到着）

【2009年8月6日の追記】

　「またもどさまわり」記事のリバイバル掲載を続けています。

　新潟へ行ったときに立ち寄るのがこの駅前の「越後荒海料理の店　志乃田」さん。気軽に新潟の地酒が楽しめてお料理もとてもおいしい。2年前のこの写真を見ていたらまた行きたくなってきました。佐渡のサンマにバイ貝に鱚、黒崎産の枝豆、栃尾の油揚げ、だめだ、夜中にこんな写真見るんじゃなかった。この記事によれば、高崎の「だるま弁当」も残された課題になっているようです(^^)。

　いやー、新潟ってお魚もお酒もおいしくて、ほんとにいいところですねーーヽ(^｡^)丿。

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▲新潟、海の味覚。サンマ、バイ貝、キスの刺身。美味。

　2007年8月25日、「MAXとき327号」。

　シウマイの最後の一個を口に放り込んだ頃、列車は早くも東北新幹線から分かれて高崎方面へとスピードアップ中。二階建て構造のMAXなので車内販売は回ってきません。高崎で隣の席の人が降りたので、高崎を出てから隣の5号車の一階へ行ってホットコーヒーを購入。そしたら売店のカウンターの上には赤い容器の弁当がずらり。高崎駅で積み込まれた「だるま弁当」でした。高崎名物「だるま弁当」もまだ食べたことがないので食べてみたいのですが、さすがにこのときは「シウマイ弁当」でいっぱいになってしまっていたのであきらめざるを得ませんでした。

　車窓の景色が全然楽しめないまま16:38、新潟駅到着。新潟も暑い～～(T_T)。

　新潟に来るのは7月9日以来約ひと月半ぶり。でも前回は「いなほ8号」で来て「いなほ7号」で立ち去りましたので、新潟の新幹線ホームは「SL村上ひな街道号」に乗ったこのとき以来ですからほぼ2年半ぶりです。

　7月はたった3時間足らずの滞在でしたが、今回は一泊しますので余裕があります。駅前のホテルに荷物を置いてひと息ついたら、食事に出かけます。

　探せばいろいろおいしいお店があるのでしょうけれど、2年半前の「SL村上ひな街道」の時に昼食をとった駅前の小料理屋がなかなかよかったのを覚えていたので、今回もそこへ行ってみました。

　その店は、新潟駅万代口からすぐのところにある「越後荒海料理の店　志乃田」さんです。和風建築の篠田旅館に併設されたお店です。一見敷居が高そうで入りにくい印象がありますが、いったん中に入ってしまえば気さくな雰囲気の小料理屋。入ってすぐはカウンターとテーブルが並び、その奥が座敷になっていて、庭を眺められる四角いテーブルが並んでいます。おもしろいのはテーブルの上にお盆があり、そのお盆の上に色や形や焼きの違うおちょこやぐい吞みがたくさん置いてあって、日本酒は自分の気に入りのおちょこで楽しめるという趣向です。

こんな感じで気楽に飲めます。

おちょこはご自由に。

　座敷に席を取ってまずはビール。日本に戻ってきてまず一杯目のビール、うま過ぎ(^-^)。いやー日本のビールってつくづくうまいなあ。
　で、刺身は何があるかと聞くと、この日は佐渡のサンマにバイ貝に鱚（キス）が入っているとのこと。それ、全部いただきましょう。
　この季節にもうサンマ、しかも刺身でだなんて感激。バイ貝のたまらない歯ごたえ、さっぱりとしたキス、これぞニッポン、これぞ越後。日本に帰ってきたかいがありました。

　他には新潟黒崎産の枝豆（これまた旬！）や新潟栃尾の油揚げ（巨大厚揚げ）など新潟の味覚が次から次へとテーブルに並び、こうなってくると地酒がほしくなってきます。まずは「夏季限定」という売り文句につられて村上の酒「〆張鶴」、それからあとは出雲崎の「清泉」を傾けます。もう大満足。

　そして〆めは、ホテルへ帰る途中のコンビニで見つけた「エチゴビール」のピルスナー。これは初めてお目にかかります。全国第一号地ビールだそうです。これまたおいしく飲めました。越後よいとこ一度はおいでって気分です。あー酔っぱらったー。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲エチゴビール・ピルスナー。