毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

江ノ島だ!富士山だ!(Long Summer Vacation;その41)

f:id:mainichigaharu:20191003001843j:plain▲わりと雲は多いのに、夏の富士山は頂上から裾野までなかなかきれいに見えました。

 

 2018年7月20日、江ノ島が寝てる。

 

 東京に一泊して翌日は、羽田空港10時ちょうど発のJL029便で、まずは香港へ飛びます。この日のJL029便は、レジJA-705JをつけたB777-200ERでの運航ですが、搭乗ゲートが国際線ターミナルの端っこの方の147番ゲートで、位置関係が悪くて、これから乗る飛行機の写真をうまく撮ることができません。

 

 今回もマイレージでビジネスクラスにアップグレードできたので、09:35に搭乗して、1番K席に着席。ビジネスクラスのキャビンは、フルフラットシートがヘリンボーン配列で並び、プライベート感はバツグンです。満席になったとしても、自分の席からは他の乗客がほとんど見えないので、混んでいるという窮屈感がなく、快適に過ごすことができます。シートテレビは17インチと大型。表示されている出発前のフライトマップには、香港までの飛行距離は3,033kmと出ています。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001857j:plain▲左奥に見えているのが香港行きのJL029便。この位置からしか見えないのです。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001902j:plain▲シートがヘリンボーン配列で並ぶ落ち着いた雰囲気のビジネスクラスキャビン。

 

 09:45に、前から2番目のL2ドアが閉まり、最前方のL1ドアも09:51に閉まりましたが、なかなかプッシュバックが始まりません。機内アナウンスがあり、管制塔から出発許可がなかなか出ないということが伝えられました。どうしてでしょう、天気はいいのにね。

 

 待つことしばし。10:22にようやくプッシュバックされ、10:27にタキシングが始まりました。10:36にRWY16Rから離陸して安定飛行に移った11:15頃、キャプテンのアナウンスが入り、管制塔から、経路上の混雑を避けるために大幅な出発待機を求められたので、ルート変更を決断し、その変更の手続きに時間を要したが、ルートの変更ができたので香港到着は定刻より少し早まる見込みだとのこと。どういうふうに変更になったのかはわからんけど、よかったよかった。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001819j:plain▲RWY16Rから離陸して、奥の方に見えるのは人口島の東扇島。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001824j:plain▲橋脚のある橋が2本見えます。左が横浜ベイブリッジ、右は鶴見つばさ橋。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001828j:plain▲八景島シーパラダイスとか、海の公園とか。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001833j:plain▲江ノ島が遠くにボンヤリ寝てる~このまま君とあきらめの夏~~♪

 

 これだけ良い天気に恵まれると、富士山もすごくよく見えるんじゃないかと期待が高まります。

 

 あっ、江ノ島から先に美しく続く相模湾の海岸線の向こうに、富士山が既に見えているではないか。おー、ほんとに良く晴れ上がってますねー。気持ちいい。

 

 やがて富士山が近づいてきまして、こちらはゆっくりと富士山の南側を通過していきます。夏の富士山は真っ黒で、冬の雪をかぶった純白の富士山からすれば無骨な印象を与えますが、ゆったりと裾野が広がるさまはやはり美しい。この日は、低い位置にかかる雲に囲まれてはいますが、ほぼ全体がよく見え、頂上付近にズームすると、山肌までくっきりと。登山道は多くの登山客でにぎわっているんでしょうなあ。 

 

f:id:mainichigaharu:20191003001838j:plain▲右端から逗子アリーナ、由比ヶ浜、江ノ島、そして相模湾の海岸線の向こうに富士山。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001852j:plain▲低い位置に雲がかかって囲まれてますが、富士山の美しいかたちはくっきりと。

 

f:id:mainichigaharu:20191003001848j:plain▲頂上付近にズーム。こんなによく見えてうれしい。登山客も写っているかも。