D滑走路RWY23アプローチ(Long Summer Vacation;その40)
▲東京羽田から青森空港に到着したJAL147便がスポットイン。
2018年7月19日、千葉貨物駅。
青森の実家に2泊して充電し、次の旅へと出発します。
やってきたのはそろそろ夕方の青森空港。これから乗るのは17:00発の東京羽田行きJAL148便。気温は23.4℃とそれほど暑くなくてむしろ心地よい風の吹く展望デッキで待っていると、所定16:15着の東京羽田からのJAL147便がRWY06方向から着陸し、こちらにゆっくりとタキシングしてきました。これが折り返しでJAL148便になります。この日のJAL148便は、レジJA-326JをつけたB737-800です。
搭乗待合室に進んでみると、ずいぶん人が多くて混んでます。大阪伊丹行きANA1856便も同じ17:00発なので、混雑してるんですね。
▲青森空港RWY06に着陸した東京羽田からのJAL147便がこちらへ向かってタキシング中。
▲JAL147便が折り返しで17:00発の東京羽田行きJAL148便になります。
16:42に搭乗して、29番A席に着席。平日なので、青森での仕事を終えて東京へ戻るスーツ姿を中心に、機内はほぼ満席です。16:56にドアクローズとなり、16:57にさっそくプッシュバックです。
さっき展望デッキにいたときは、もう少し腫れていて明るかったような気がするのですが、この頃にはなんだかどんより曇ってきた感じです。大阪伊丹行きのANA1856便の方が先にタキシングを始め、こちらはそれに続く形で17:01にタキシング開始。そして17:07にRWY24から離陸しました。
▲プッシュバック終了。「AOMORI」に文字を見ながらこれからタキシング。
▲まだまだ日は暮れない、夏の青空の中を順調に飛行中。
青森がどんなに涼しくとも、関東地方はこの年の夏も猛暑になっております。飛行中は眼下にはだいたいずっと雲が多く、雲が切れていても、猛暑のせいか下界はどこもかすんでいてうっすらとしか見えない状態が続きました。
最終の着陸態勢に入って高度が下がってきて地上の景色が見えるようになってくると、いつもとはちょっと違いあたりを飛んでる気がする。東京湾アクアライン、木更津のあたりまで南下せずに東京湾上空へ出そうな感じ。ということは、D滑走路RWY23へのアプローチですね。
蘇我駅の南約3km、JFE系列の工場に囲まれた京葉臨海鉄道臨海本線千葉貨物駅がよく見えるあたりから東京湾上空に抜け、RWY23へと更に高度を下げていきます。
▲真ん中へんに京葉臨海鉄道臨海本線千葉貨物駅。緑色のタンク貨車が見えるあたり。
▲五井から姉ヶ崎にかけての内房の埋め立て地帯を眺めながら降下中。
そしてJAL148便は、18:05にRWY23にランディング。接地するとエンジンの逆噴射の音が響くとともに、主翼場のスポイラーが一斉に立ち上がって一気に減速します。エンジンの逆噴射とスポイラーを立てることと後縁フラップを垂れ下げることで揚力と速度を急激に下げることができるのであるね。
この日の飛行時間は58分。しかしD滑走路に着陸したので、ターミナルビルまでがまことに遠い。しかもこの日は沖停めで、バスでターミナルビルへ移動するとの機内アナウンス。丸々10分タキシングして、ようやく34番スポットに停止し、タラップで降機します。暑い!暑いよ、東京!
▲後縁フラップが垂れ下がり、スポイラーが立ち上がって、急激に減速します。
▲空がちょっと夕暮れになってきたっぽい34番スポットに沖停め。