毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

北京、スモッグの朝(2016年の年越しは青森で;その2)

イメージ 1 ▲スモッグ立ちこめる夜明け前の北京空港E17番ゲートには羽田行きJL020便。

 2015年12月26日、BGS Premium Lounge。

 クリスマスの夜を独り寂しく北京空港近くのホテルで過ごし、翌朝もまだ暗い6時半頃にホテルを出て空港ターミナルへ行き、さっさとチェックイン。これから乗るのは08:25発の羽田行きJL020便。前夜のスモッグもすごかったですが、それは一夜明けても変わらず、E17番ゲートに入っているJAL機の白い機体がぼんやりと浮かんでいます。

 ところで、このJL020便はエコノミークラスを購入していたのですが、チェックインの時になぜか何もしていないのにアップグレードになっていました。ウレシイ!けど、なぜだろう?

 なので、E19番ゲートの近くにある「BGS Premium Lounge」を利用することができます。まだ朝早いのでガラガラに空いていて、静かにのんびり過ごせました。食事も提供されていて、わかめうどんやスクランブルエッグ、シューマイ、パオズ、各種パンなどを自由に食べられますが、うどんは味が薄すぎ……ダシって難しいのね。

イメージ 2 ▲北京空港第3ターミナルE19番ゲート近くにある「BGS Premium Lounge」。

イメージ 3 ▲食事も自由に食べられます。うどんのつゆは改善の余地大。

 搭乗時刻が迫ってE17番ゲートへ戻ってみると、夜も明けてだいぶ明るくはなってきましたが、スモッグがかかって管制塔なんかはぼんやりとしか見えません。

 この日のJL020便の機材は、レジJA652JをつけたB767-300ER。08:05に搭乗が始まり、ビジネスクラス最後列の5番A席に座ると、隣席は空いたままで08:20のドアクローズ。ビジネスクラスはところどころ空席がある程度の搭乗率ですが、隣席が空いたままなので、ゆったり過ごせます。時々乗る機会があった成田~香港間のJL735/736便よりシートが立派な感じがするのは気のせいかしら?

イメージ 4 ▲夜が明けて明るくなってもスモッグは晴れず、管制塔もぼんやり。

イメージ 5 ▲ちょっと向こうの飛行機なんて、どこの航空会社かも判然としないほどのスモッグ。

 08:30にタキシングが始まり、朝の出発ラッシュにもかかわらず、待ち時間なしで08:41にRWY01から離陸しました。すぐスモッグの中に入って何も見えなくなりましたが、やがてそれを抜ければ青空です。うーむ、空ってこんなに青かったのね。北京のスモッグ、マジでひどいな。

 9時頃にドリンクサービスが始まって、朝ですのでペリエでも飲みながら映画鑑賞。ビジネスクラスだけにディスプレイが大きくてうれしい。ただ、ヘッドホンは普通の物で、香港便に使用されていたノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンに比べると、ちょっと残念。

イメージ 6 ▲スモッグを抜けてようやく青空の下へ。

イメージ 7 ▲朝なのでアルコールはやめて、ペリエでドライ納豆をぽりぽり。