毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青春18きっぷ最後の一枚③(外房線へ)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195338.jpg ▲ 夏ののどかな昼下がりを思わせる千倉駅。

 2005年9月10日、青春18きっぷ最終日。
 
 国道410号線からもう一本山手の道に上がると、安房白浜バスターミナルに出ます。なんとものんびりした雰囲気のこのバスターミナルでバスを待っていると、先に10:00発の館山駅行きが出ていき、その次は10:15発の千倉駅行き館山日東バス。のどかな南房総の国道を千倉駅へと走ります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195333.jpg 館山行きのJRバス。

 バスは25分で終点千倉駅に到着しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195342.jpg 駅名標は昔ながら。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195346.jpg ▲9月とは言えかなり厳しい残暑の日差しに照り付けられ千倉のホームは焼け付くよう。

 千倉からは11:19発731Mでまずは安房鴨川へ行きます。安房鴨川着は11:46、11:53発千葉行き266Mへ乗り換えです。ここから外房線に入ることになります。お昼も近づいてきて気温はウナギ上り。まだまだ夏の風情です。

 時間も時間ですし、こちらもお昼が食べたいところ。うまい具合に安房鴨川ではホームの売店で駅弁を売っていたので「房総半島うにとさざえめし」「あわびちらし」「わかしお弁当」を購入し、列車に乗るや否や即完食。
 「わかしお弁当」は、某サイトによれば「安房鴨川駅の駅弁のなかでは最も容器が大きく量が多く、最も安いので腹ごしらえに向いているが、厳しく言うと旅情も地域性も感じられない」という、要するに幕の内弁当で、オーソドックスなぶん気楽に食べられるという感じ。
 「あわびちらし」は、酢飯の上にタケノコや椎茸、卵焼き、レンコンとともに、茹でたか蒸したかしたアワビの薄切りが載っています。お安いのでアワビてんこ盛りを期待してはいけません。しかしアワビはしっかり味があり、酢飯がさっぱりしてとてもおいしかったです。
 「房総半島うにとさざえめし」はごはんの上に蒸しうに、さざえと錦糸卵、菜の花漬などが載っていて、特にさざえのこりこりとした食感がよかったです。量が少々小振りなのは女性向きかも。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195350.jpg 安房鴨川から外房線へ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195353.jpg 駅弁充実の安房鴨川駅

 すっかり満腹になって、冷房が効いて空いた車内でうとうとしているとまもなく13:19、大網に到着です。大網はホームに下りることさえ初めてですが、なにやら構内の構造が複雑ー。東金線初乗車を果たしたいのですが、東金線のホームまでなんだか遠い~~(T_T)。他の乗換客にくっついて13:22発の647Mにダッシュで乗り換え。これで東金線初乗車が実現したはよいけれど、車内で爆睡してしまい、わずか17分であっと言う間に終点成東に到着です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818195358.jpg ▲成東まで来て午後の暑さも最高潮。