毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森を拠点にどさまわり①(初日7月6日)

【2009年6月22日の追記】

 

 07年に三回ほど青森を拠点に全国をどさまわりしました。その記事は長らく「青森へ帰ろう」の書庫に入れていたのですが、青森に関する記事の比率は実は全体的には小さく、適切な書庫分類とは言えない感じでした。そこで、今回新たに書庫を設けて記事を移動させることにしましたが、そのついでにもう一度トップページに置いて、いわば「リバイバル掲載」をすることにしました。これから引っ越しを控えていて(転勤するんです)、記事の更新がままならなくなるかもしれないので、それをしのぐ意味もあり、今日からしばらく、過去記事と新しい記事を隔日で掲載していこうと思います。リバイバル記事の冒頭には、必ずその日の【追記】をして記事掲載時のことを少し回顧しようと思います。かつて読んでくださった方、コメントをくださった方も既にある記事がこれからしばらくトップページに置かれることになりますが、ご理解をよろしくお願いいたします。

 

 「リバイバル掲載」の手始めは、07年7月にやった「青森を拠点にどさまわり」です。このときは瀋陽から関空に入って日本海沿いの各地や北海道北見、網走をめぐって初のセントレア・テイクオフもしています。今日はその初回、関空到着から富山までの記事(07年7月17日掲載)をリバイバルします。

 

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131902.jpg ▲特急「はるか」のシンボルマーク。

 

 今回の帰国は、週末が二回あるので三分の二が仕事で三分の一が休暇のような感じで、青森の実家をベースにして各訪問先を訪ねて回る形にしたのですが、訪問先のアポがけっこう地理的にばらばらに入ったので、あっちに行っては青森に帰り、こっちに行っては青森に帰りという移動が多くなり、おかげで列車にもたくさん乗ることができました。

 

 今日はその初日、7月6日(金)に乗った乗り物をご紹介します。

 

 まずは瀋陽発08:50の中国南方航空CZ611便大阪関空行き。いつもの東京行きより出発時間が30分ほど遅いので家を出るのもちょっと遅くてよくて楽ちん。CZの関空行きは、機材はエアバスA319と小型ですが、この4月からデイリー化されたので、週3便しかない東京便に比べて曜日を選ばず比較的便利。でもこの日の乗客は、少なーーい!こんな搭乗率でだいじょうぶなのか、CZ!

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131906.jpg瀋陽関空行きCZ611便。A319でも機内はがら空き。

 

 関空を利用するのはすごく久しぶり。丸5年ぶりぐらいでしょうか。離陸してからずっと雲海の上だったので機内ではずっと眠ってしまい、ふと目を覚ますともうファイナルアプローチ。雲の下は雨で、雨の中を大阪湾に沿ってぐるりと回って北からRWY24にランディング。定刻12:00より少し早めに到着しました。

 

 さて、関空は雨。けっこう本格的な降りです。

 

 まずはJR関西空港駅みどりの窓口で京都までの「はるか28号」の指定券と、京都から富山までの「サンダーバード27号」の指定券と、関西空港から阪和、大阪環状、東海道、湖西、北陸、信越、羽越、奥羽、東北、東海道経由名古屋までの乗車券を購入。これから16日まで、長いロードが始まります。

 

 トップバッターは関西空港13:46発1028M特急「はるか28号」。281系電車「はるか」に乗るのなんて何年ぶりだろう。シートの黄色いカバーが目に新鮮です。
 13:30発の4344M関空快速を先行させ、13:41着の4139M関空快速の到着を待って発車です。車内は半分ぐらいの乗車率。外国人向けジャパンレールウェイパスは持っているが指定券の発券はしてもらわずに指定席に座ってしまった台湾人とおぼしき夫婦が検札の時に車掌ともめていたので中国語で助け船を出している間に、列車は天王寺、西九条と停車し、短絡線を渡って新大阪でおおかたの乗客を降ろし、身軽になって終点京都到着です。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131911.jpg ひっさしぶりの関西空港駅

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131916.jpg 223系関空快速が先発。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131922.jpg 281系「はるか」もひさしぶり。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131926.jpg この字体もいいですよね。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131931.jpg ▲京都では行き止まりの30番線に到着。

 

 京都では9分の待ち合わせで4027M特「サンダーバード27号」に乗り継ぎます。683系9両編成のうち前3両は金沢止まりで、富山まで行くのは後ろ6両のみ。そのため金沢で切り離しのための停車時間が5分設けられています。
 京都駅0番線はどの乗り口も長蛇の列で、京都で乗客を乗せてしまうと車内は満席状態に。関西と北陸を結ぶ「サンダーバード」の人気ぶりとその両地域の旺盛な人的往来には驚きました。しかーし、そのせいで車内は蒸し暑く、琵琶湖がとてもよく眺められましたが満員なのでどうも写真を撮るのも憚られ、なんとなくひたすら新書本を読みながら、富山まではいささか窮屈な3時間でした。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131934.jpgサンダーバード」もひさしぶり。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818131938.jpg JR西日本の稼ぎ頭か。

 

 富山到着の直前、呉羽で金沢発泊行き普通列車449Mを追い抜きましたが、おおっ、これはっ!475系急行型6両編成、しかも後ろ3両は国鉄色ではありませんか!しかも、富山駅で「サンダーバード27号」を降りて出口へ向かおうとしていると、その475系6両編成が反対側のホームに入線!あああーー写真撮りたい撮りたい撮りたい、でも訪問先の人が改札まで迎えに来ているから早く行かなくちゃ行かなくちゃ行かなくちゃー。わーんわーーーん。

 

 ということで、475系国鉄色、撮りそこねましたーー(^_^)/。