WELCOME TO THE ROSE GARDEN
2006年6月5日、旧古河庭園。
「WELCOME TO THE ROSE GARDEN」、そういうタイトルのCDがあったなあと思い出してみると、ああそうだ、フュージョンの大御所T-SQUAREが2002年に出したアルバムでした。
それはどうでもいいとして、去年(2006月)の6月、東京都北区にある旧古河庭園のバラ園へ行ったことを思い出しました。
東京メトロ南北線西ヶ原駅かJR京浜東北線上中里駅から歩いて7、8分、本郷通りに面して正門がある旧古河庭園。もとは明治の政治家・外相であった陸奥宗光の別邸であったのをその次男が古河財閥の養子になった時に古河家の所有になったという経緯がある庭園で、約三万㎡の敷地の中には英国人ジョサイア・コンドル博士設計になる洋館と洋風庭園、京都の庭師小川治兵衛氏の手による日本庭園などがあり、洋館の前にはみごとなバラ園があるのです。
洋館は英国貴族の邸宅にならった古典様式のレンガ造り。その前に広がるバラ園の見頃は5月中旬から6月下旬。僕が行った6月5日は、お天気こそそれほどよくはなかったですが、バラはどれもとてもよく咲きそろっていて、こんなにたくさんの種類があるのかと驚きながら一つ一つ見て歩きました。
英国風レンガ造りの洋館。
バラ園をじっくり見たあとはその後ろに広がる和風庭園をぐるりと一回り。都心の一角にこんなにのんびりと花や緑を楽しめる空間があるなんてうれしいことです。今はまだもう少しバラが楽しめるでしょうか。みなさんも機会を見つけていらしてみてはいかがですか?
▲このもじゃもじゃの赤い花、なんでしたっけ?
▲バラ園全景。この向こうに和式庭園が広がっています。