毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

春雨の北京を経由して(春の香港出張;その1)

イメージ 1 ▲珍しく瀋陽を中国国際航空で出発。その方が北京での国際線乗継が少し樂になるもんで。

 2017年3月24日、たまにはキャセイに。

 年度末ということで、普段は出張に行かせてもらうことがほとんどない僕も、一回ぐらいはよかろうと、香港へ2泊3日で行くことに。仕事とは言え、ウレシイ。

 今回は、北京空港の第2ターミナルに着くいつもの中国南方航空ではなく、国際線への乗り継ぎが便利な第3ターミナルに着く中国国際航空のフライトで出発します。09:35発のCA1602便です。この日の機材はレジB-2672をつけたB737-800。09:14に12番搭乗口から搭乗し、15番K席に着席。K席は普通は右側の窓際席ですが、この機材は右側の窓際席はL席で、K席は3列席の真ん中席。この席しかなかったんです(涙)。

イメージ 2 ▲北京空港周辺は珍しく雨が降ったらしい。

 機内はほぼ満席となり、瀋陽市内に大きな工場を持つBMV関係者なのか機内にはドイツ人乗客が多いように見受けられます。09:18に早くもドアクローズとなり、09:24にプッシュバックし、09:42にRWY06から離陸。南方航空便なら機内でホットドックみたいなのが配られるけれど、この日のCA便で配られたのはペットボトルの水だけだった……。

 飛行時間75分で、10:57に北京首都空港RWY01にランディング。11:15の定刻よりだいぶ早く11:08にオープンスポットの453番スポットに入りました。北京空港周辺では珍しく雨が降ったようで、エプロンには水たまりができていますが、こういう日に限ってオープンスポットに沖停めとなり、バスでターミナルへ移動しました。

イメージ 3 ▲後ろの方、スモッグで真っ白で全然見えないですね……

イメージ 4 ▲今となっては懐かしささえ漂う旧塗装のキャセイパシフィック機。

 次に乗り継ぐのは、13:30発の香港行きキャセイパシフィック航空CX391便。同じ第3ターミナル内での乗り継ぎで2時間ちょっと時間があるので、余裕を持って乗り継ぐことができるでしょう。

 この日のCX391便は、レジB-LADをつけたA330-300での運航で、E07番ゲートからの出発です。今は新塗装に変わっているかもしれませんが、この日の時点ではまだ旧塗装のままです。

 13時過ぎに搭乗開始となって、39番A席に着席。エコノミークラス最前列の左側窓際席ですが、目の前はビジネスクラスとの間の仕切りなので、足下が格別広いわけではないです。おまけに主翼の上なので、下界の景色を楽しめるわけでもありません。

イメージ 5 ▲機内食ランチはコンキエリ・パスタ。アルコールの提供もありました。

 8割ほど機内が埋まり、13:20頃にドアが閉まって、デアイシングを施したあと、13:43にプッシュバックし、13:50にタキシング、14:04にRWY36Rから離陸となりましたが、離陸直後から厚い雲に阻まれ、香港までのほとんどが雲上飛行でした。

 機内食ランチは、トマトソースのコンキエリ・パスタ。ホウレンソウや松の実が絡めてあります。他にはフルーツと丸パンとキットカット。いちおうパンは温めてあり、ドリンクもアルコールがあって白ワインをお願いしました。

イメージ 6 ▲香港までのほとんどの区間が雲上飛行。遠くで飛行機雲を引っ張っているのはどこの飛行機か。

 香港空港混雑のため、けっこう長くホールディングさせられ、香港空港には17:21にRWY07Lにランディングし、17:24に71番ゲートにスポットイン。定刻より少し遅れてしまいました。この日の飛行時間は、ホールディングさせられたこともあって、3時間17分かかりました。

 71番ゲートは、入国審査上から最も遠く離れたゲートの一つで、けっこう歩いてようやく無人シャトルの乗り場にたどり着き、更に無人シャトルで移動してようやく入国審査上に到着です。香港は薄雲が多いながらも晴れていて、まだ暑いというほどではなく、気持ちのよい陽気です。

イメージ 7 ▲空港混雑のため、洋上でしばらくホールディング。

イメージ 8 ▲入国審査上から最も遠く離れた71番ゲートに到着。これは乗ってきた飛行機ではありません。

イメージ 9 ▲これも乗ってきた飛行機ではありません。薄雲多いながら気持ちのよいお天気です。