毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

瀋陽サンセット(2017年月イチ日本・3月編;その16)

イメージ 5 ▲沖縄宮古島で見たのとは違うけれど中国東北平原へ沈む夕日もまたよいものだ。

 2017年3月20日、北京スモッグ。

 JL021便で羽田から北京に到着したあとは、入国審査を受け、託送荷物を受け取ったら、第3ターミナルから第2ターミナルへ、無料連絡バスで移動し、16:15発の中国南方航空CZ6108便に乗り継ぎます。ターミナルを移動して国内線に乗り継ぐのはかなりめんどうくさいのですが、中国南方航空の方が安いし、今となっては乗り慣れてる感があるもので。

 そんなわけでこの日のCZ6108便は、第2ターミナル31番ゲートからの出発。機材は、瀋陽からCZ6107便として飛んで来たレジB-6776をつけたA320が折り返します。

イメージ 1 ▲北京発瀋陽行き中国南方航空CZ6108便。第2ターミナル31番ゲートにて。

 出発時刻は16:15だというのに、15:35にはもう搭乗が始まり、2列8席ある「公務艙(ビジネスクラス)」のうち2番K席に着席。隣席にはなんだかお偉い外国人が座り、すぐに書類を開いて仕事を始めました。どこかの大使様かしら?

 搭乗開始前にこの日は満席なので大きい荷物は託送荷物にするようアナウンスが繰り返されたとおり、機内はぎっしり満席。しかもみんなけっこう荷物を持って乗ってくるので、1本しか通路がない機内はなかなか搭乗が進みません。それでもなんとか16:08にはドアクローズ、16:10にプッシュバックとなって、16:14にはタキシングが始まりました。

イメージ 2 ▲スモッグたちこめる北京市上空を上昇中。

イメージ 3 ▲真っ白いスモッグの奥に、白い煙を吐き出す何本もの煙突。ああいうのがスモッグの元凶なのか。

 順調に定刻でスポットアウトしたのに、そう簡単には出発させてはくれないのが北京首都空港。出発機の長い行列ができていて、かなり待たされ、RWY36Rから離陸できたのは、タキシングを開始してから40分近く経った16:51でした。

 いったん離陸してしまえば、瀋陽はあっと言う間で、この日の飛行時間はジャスト60分、17:51に瀋陽桃仙空港のRWY06にランディング。瀋陽は北京とは打って変わってスモッグなどはなく良く晴れていて、ちょうど夕日が地平線に沈もうとしている時でした。

 中国大陸に沈む夕日を眺めながら、17:53に8番ゲートにスポットイン。ボーディングブリッジもつけられて、そのままターミナルビルの中に入れると思わせておいて、実はそうじゃない。ボーディングブリッジの途中の階段を下りて外に出て、バスで到着口へ向かいます。これは、8番ゲートが第2ターミナルビルにあって、第2ターミナルビルは第3ターミナルビルがオープンしたときに使わなくなったからで、ボーディングブリッジの部分だけを使っているからなんですが、第2ターミナルビルも普通に営業してほしいです~。

イメージ 4 ▲北京と違って瀋陽はスモッグなどない良い天気で、夕焼けがきれい。

イメージ 6 ▲ボーディングブリッジがついてそのままターミナルビル内へと思いきや、外へ下ろされた(涙)。