毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛行時間31分の国際線(2017年月イチ日本・10月編;その15)

イメージ 1 ▲香港空港で出発を待つ広州行きキャセイ・ドラゴンKA782便は新塗装機。

 2017年10月8日、上がって下りて。
 
 今回、香港では2泊しましたが、2泊目は、その翌日に乗るフライトの出発便が朝早いので、空港に隣接する「リーガルエアポートホテル」に泊まりました。「リーガルエアポートホテル」は、カイタック空港時代も空港隣接ホテルとして重宝がられていましたが、空港がチェクラプコク空港に移転するとホテルも一緒に移ってきて、今も空港隣接ホテルとして健在であります。空港到着ロビーから駐車場へ向かう通路をそのまま進めばそれがホテルにつながっていて、雨の日でも荷物のカートを押したままホテルと空港を行き来することができて、ほんと便利。

 そして、これから乗るのは、07:55発のキャセイ・ドラゴンKA782便、広州行き。珍しいでしょう?香港から瀋陽へ戻るのに広州経由だなんて。

イメージ 4 ▲この日のKA782便は26番ゲートからの出発。

イメージ 3 ▲広州行きの便は、キャセイパシフィック航空とのコードシェア。

 香港~広州線は、スケジュール上のブロックタイムは60分ですが、飛行時間は30分ぐらいの超短距離路線。九龍駅と広州東駅との間には所要約2時間の直通列車も走っているので、航空需要は高くはないのでしょう、香港~広州線には1日2往復しかフライトがありません。早朝に1便と、夜遅くにもう1便です。ただ、以前、2013年3月に香港から広州経由で重慶へ行ったときは、香港18:40発の中国南方航空CZ634便で広州へ飛んでいるので(そのときの記事はコチラ。)、かつてはCZ便も飛んでいたんですけどね。

 この日のKA782便は、ターミナルビルのちょうど真ん中へんの26番ゲートからの出発。機材はレジB-LBHをつけたキャセイパシフィック航空からのおさがりのA330-300です。塗装はキャセイドラゴンの新塗装になっています。

イメージ 2 ▲この日の機材は、2017年7月にキャセイパシフィック航空から登録替えになったばかりのA330-300。

 07:28に搭乗し、エコノミークラスの46番A席に着席。主翼の真ん中の上にあたる席なので、飛行中の機窓の景色は望めなさそうです。

 飛行時間が短いだけに、ドアクローズになる前にクッキーが配られました。シートポケットにはミネラルウオーターのボトルが入っています。

 ドアクローズになってみると、意外にも、約300人が乗れるA330-300の機内はほぼ満席に。よく乗りますねえ。どういう客層なのかしら?早朝香港についた便からの乗り継ぎ?それとも僕のように広州から別の便に乗り継ぐ人たち?

イメージ 5 ▲遅れがちな朝の香港空港を順調に離陸。なんとなくもやっていて見通しはあまりよくないですね。

イメージ 6 ▲30分も経たないうちに、もう広州に到着しそう。

 07:53にプッシュバックし、07:58にタキシング開始。朝の出発ラッシュに巻き込まれることもなく、08:11にRWY07Rから離陸です。

 この日は晴れてはいるのですが、地表が全体にもやっていて、地上の景色を楽しむには見通しがよろしくない感じ。主翼の上の席なのであまり関係ないですが。と思っている間に、早くも広州白雲空港に向けて最終の着陸態勢。近い!

 今回どうして広州経由にしたかと言うと、最大の理由は、北京経由だと北京側の原因で大幅に遅延することがしょっちゅうだから北京は避けたいということですね。あと、瀋陽行きとの乗継接続があまりよくないというのもあるし、CZ便への乗継だとターミナル間移動もたいへんだし、とにかく人が多くて出発ゲートへたどりつくまでに疲弊するし……などなど。一方、広州白雲空港は、この年の2月にもJAL便で広州に着いて国内線CZ便への乗継をしましたが、CZ便への乗継は専用ルートがあって人も少なく、圧倒的にラクでストレスレス。だから今回も広州をチョイスです!

 そして08:42、広州白雲空港RWY02Rにランディング。飛行時間は31分でした。08:51に105番ゲートにスポットインし、降機。これから乗継手続きです。

イメージ 7 ▲広州白雲空港に到着したKA782便。