毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

夜食に朝食を。(夏の旅、北へ南へ時々台風;その79)

イメージ 2 ▲台風の影響で、離陸後すぐにサーブされた和朝食。

 2016年8月30日、星座を眺めながら。

 ハノイ発成田行きJL752便は、日付が変わって8月30日の00:03にプッシュバックが始まりました。

 それまでに機内アナウンスがあり、いったん日本の西へ抜けそうになりながらUターンして戻ってきた台風10号(Lionrock)が東日本へ接近している影響で、到着前の1時間半は揺れることが予想され、朝食が出せないので、朝食は離陸後すぐにサーブするとのこと。メニューを聞きにきた客室乗務員さんも、「離陸後すぐになってしまうのですが、召し上がりますか?」と申し訳なさそう。

イメージ 1 ▲2014年の年末にオープンして国際線専用になっている新ターミナル。

 JL752便は、00:08にタキシングを開始し、00:14にRWY11Lから順調に離陸しました。

 離陸したばかりですが、朝食です(笑)。離陸後30分ほどして、機内食が配膳されました。和朝食と洋朝食のチョイスがあり、洋朝食のメインはソーセージやマッシュポテトのようですが、僕はさっきハノイの旧市街でたっぷりベトナム料理を食べて「HALIDA」ビールを飲んできたので、ここは和朝食をチョイス。ドリンクは遠慮深く(笑)、ペリエにしました。

イメージ 4 ▲なにせ朝食ですので、フルーツがたくさんあってうれしいです。

 和朝食のメニューは、仕切り箱に入っているのは、朝食らしく「季節の果物の盛り合わせ」、それに「ミニトマトのコンポート」、「ひじき煮」、「青海苔の玉子焼き 柴漬け入り ポテトサラダ ベトナムピクルス」、「鶏の八幡巻き」。メインディッシュは「白身魚の味噌焼き」と「炊き込みご飯」で、ニンジンと椎茸の煮物が添えられています。そしてお碗にお味噌汁。台風の影響で「夜食」になってしまった「朝食」ですが、おいしくいただきました。

 通常だと、ハノイ離陸後、中国上空に入って、南寧市、広東省佛山市と東進し、そのあと北東へ向かって上海上空へ至るという航路をとるようですが、僕の記録に間違いがなければ、離陸後約1時間15分ほどで右下に見えてきた都市の夜景は、湖南省長沙市。そうだとすると、かなり北側の航路を飛んでいることになります。これも台風の影響なのでしょうか。長沙市の夜景の上にはオリオン座がくっきりと横たわっているのが見えるではありませんか。

イメージ 3 ▲メインディッシュは「白身魚の味噌焼き」と「炊き込みご飯」。