毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

台風10号接近中。(夏の旅、北へ南へ時々台風;その80)

イメージ 1 ▲早朝の太平洋上。すばらしいブルーが広がっています。

 2016年8月30日、フルフラット。

 「夜食」になってしまった「朝食」を食べ終えれば、到着前に食事で起こされることはないので、このあとは少しぐっすり眠れそうです。シートは「JAL SKY SUITE」、フルフラットになるので、爆睡します!

 そして日本時間の6時頃(ベトナム時間の4時頃)、まだまだ寝ていたいのをこらえて起き出して窓のシェードを上げると、あら、すばらしい青空。眼下の雲も少なく、太平洋がよく見えています。これのどこが台風なの?

イメージ 2 ▲突然、押し寄せるように白雲が広がり始めました。

 ところが、06:08頃、まるでそこに見えない壁があって、その壁へ向かって押し寄せているように、眼下はある地点から突然分厚い白雲に埋め尽くされてしまいました。なるほど、これが台風に伴う白雲なのでしょう。

 やがて最終の着陸態勢に入り、雲の中に突入しましたが、台風だと感じるほどの揺れはありません。いつもの降下時の雲の中という感じです。しかし、高度を下げても下げてもなかなか地上が見えてこず、この雲はそうとうの厚さのようです。
 
 ようやく雲を抜けたときには、地上はもうすぐそこ。しかも、かなり激しい雨が降っています。なるほど、この台風10号は、雨台風なんだな、きっと。

イメージ 3 ▲分厚い雲をようやく抜けると、地上はもうすぐそこに。

イメージ 4 ▲着陸時の成田空港は、雨また雨。

 ハノイからのJL752便は、06:40に成田空港RWY34Rにランディング。飛行時間は4時間26分でした。

 雨の中をタキシングして、06:49に83番ゲートにスポットイン。初搭乗のB787-9のビジネスクラス「JAL SKY SUITE」を降りるのは残念至極、このまま朝寝を決め込みたいところですが、そうはいかない。お世話してくれた客室乗務員さんに「乗り継ぎ、お気をつけて~」と声をかけられながら降機です。

 僕はこのあと、07:15発の羽田空港行きリムジンバスに乗りましたが、その頃には青空が広がり、雨も上がって日差しも強くなりました。台風はどこへ行ったのかしら……

イメージ 5 ▲初めて乗ったJALのB787-9にお別れ。