Bún chả(ハノイふたたび;その3)
▲去年のクリスマス以来約半年ぶりにありついた「Bún chả」。
2015年4月25日、おいしすぎる。
ハノイ・ノイバイ空港は、ハノイ市中心部から45kmほど離れているので、市内まで車で4、50分かかります。前回も投宿したハノイ駅前のホテル(Mercure Hanoi La Gare Hotel)にチェックインする頃にはお昼もとうに過ぎています。なので、さっそくランチにしましょう!
ここからランチに行くなら、迷いなしに、ホテル裏の「Phố Nam Ngư(ナム・グー通り)」の入口にあるお店へ行きます。最高に「Bún chả(ブンチャ)」がおいしいお店です。
▲「Bún chả」には「Nem rán(ネムザン;揚げ春巻き)」をつけるのがマスト。
「Bún chả」とは、一種のつけ麺。米粉で作って蒸した「Bún(米粉ヌードル)」を、甘塩っぱいスープにつけて食べるのですが、そのスープの中には、店先で炭火で焼いているの豚バラ肉と、ハーブ野菜の一種「Lá lốt(ロットの葉)」を貼り付けたミニハンバーグがこれでもかと入っています。その豚バラ肉とミニハンバーグをかきわけるようにして、米粉ヌードルをスープにつけてすする。至福の一瞬であります。前回12月に行ったときの記事にも書いたけど、こんなウマイもの今まで食べたことない!と思うほどオイシイです!!
▲蒸した米粉ヌードル「Bún」。
▲まことに肉々しいつけ汁。
香港にもベトナム料理店は数多ありますが、「Bún chả」を扱っているところはありません。しかも、「Bún chả」は、ホーチミンのような南ベトナムのものとハノイのような北ベトナムのものとでは、別物と言ってよいほど、違っているようです。
ホーチミンの「Bún chả」がどんなものか知りませんが、僕はこのハノイの「Bún chả」がたまらなくおいしいです。
ああ、こんなことを書いていたら、またハノイに行きたくなってきたよ!
▲スープに米粉ヌードルを漬けたところ。これをずるずるずるっとすすれば、まさに至福の時。