毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

旧市街でHALIDAビール(夏の旅、北へ南へ時々台風;その77)

イメージ 2 ▲今回のベトナム旅行最後のディナーもまずビールから。

 2016年8月29日、生春巻きウマし。

 僕はこのあと深夜便に乗る予定ですが、連れはハノイにもう一泊するので、イオンモール・ロンビエンから連れのホテルへ移動して先にチェックイン。前日からタムダオ高原をたっぷり案内してくれたハンさんはここでお別れです。

 このあとは、二人で夕食に出かけます。連れのホテルはホアンキエム湖北側の旧市街地にあるので、周りにはレストランなどには事欠きません。旧市街の雑踏をぶらぶらと散策しながらあれこれと探し、最終的に、李國師通り(Phố Lý Quốc Sư)で見つけた、けっこう混んでて人気が高そうに見えた「Noodle & Roll」というレストランに入ることに決めました。

イメージ 7 ▲欧米からの観光客もけっこういっぱいいて混んでいたレストラン「Noodle & Roll」。

  観光客もたくさん入っているようで、ぱっと見はほとんど満席。2階の4人掛けテーブルに通されて相席することになったけど、僕らは普段中国や香港で暮らしているので、相席は全然気になりません。

 何はともあれまずはビールといきたいけど、「ハノイ・ビール」でも「サイゴン・ビール」でもないビールがメニューにあったので、それを注文。ラベルにゾウが描かれた「HALIDA」というビール。初めて飲みます。

イメージ 1 ▲初めて飲むビール「HALIDA」。

イメージ 5 ▲ビールを飲んでいるうちにお料理も運ばれてきて、腹が鳴る。

 「HALIDA」は、カールズバーグ・グループがベトナムの「South East Asia Brewery」に委託製造させているブランドのようで、Hà Nội(ハノイ)の「HA」、liên doanh(合弁会社)の「LI」、そしてĐan Mạch(デンマーク)の「DA」をくっつけてできた名前だそうです。

 お初の「HALIDA」を飲みながら待つことしばし、注文した料理が運ばれてきましたよ。今回のベトナム旅行でまだ食べていない「生春巻」にここでようやくありつけました。丁寧に巻いてあって、この透き通った感じがなんとも美しい。そしてもちろん、もちっとしゃきっと、おいしいです。

 それから、これまたシャキシャキの野菜と牛肉を炒めて、たっぷりのナッツやゴマをふりかけたお料理は、シャキシャキという食感と香ばしさがたまりません。この野菜はタムダオで食べまくった「su su」かなあ、「su su」よりは茎がちょっと細いような気がするけど。
 
 主食には、このレストランの「ブンチャ(Bún chả)」にトライ。揚げ春巻きの「ネムザン(Nem rán)」と蒸したビーフン(Bún)とハーブ野菜がワンプレートで出てきて、これをつけ汁につけて食べます。あー、おなかいっぱいだ。

イメージ 4 ▲今回の旅行で初めて食べた「生春巻」。おいしいわ~~♪。

イメージ 3 ▲シャキシャキ野菜と牛肉の炒め物。たっぷりのナッツとゴマのトッピングが香ばしい。

イメージ 6 ▲主食は「ブンチャ」。いつものお店のいつものとは違うけれど、これはこれでおいしかったっす。

 食後は、旧市街をまたしばらくぶらぶらと散策。旧市街は特に欧米人の観光客が大好きなエリアなので、大勢の観光客がそぞろ歩いています。連れがコーヒ豆のお店に寄ってベトナムコーヒーを買い込んだりするのにつきあったりしつつ、21時頃に連れのホテルに戻り、今回のベトナム旅行も無事終了。僕は、ハンさんが最後に手配してくれたタクシーで、一人ノイバイ空港へ向かいます。ハンさん、今回も楽しいベトナム旅行をありがとう!!

イメージ 8 ▲通りの名称を示す標識が必ずあって便利。「李國師通り(Phố Lý Quốc Sư)」です。