毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

さよならハノイ。(ハノイでクリスマス!;最終回)

イメージ 2 ▲香港行きKA294便は、ハノイ・ノイバイ空港国際線5番ゲートからの出発。

 2014年12月27日、ずっと陸上飛行。

 これから乗るのは19時30分発の香港ドラゴン航空KA294便。17時過ぎにはチェックインを済ませてしまったのですが、見回したところ、特に時間をつぶせそうなところが見当たらなかったので、さっさと保安検査場から出国審査場を抜けて、搭乗待合室へと前進しました。

 国際線の出発便が少ない時間帯なのか、だだっ広い搭乗待合室に置かれたベンチに人影はあまりなく、閑散とした雰囲気。売店や免税店はそれなりにありますが、ベトナムコーヒーは市内で買ってしまったし、特に買いたいと思うものはありませんでした。

イメージ 1 ▲妙に閑散としている搭乗待合室。

 19時10分に搭乗開始。さっさと乗り込んで、41番A席に着席します。機材はレジB-HTIをつけたA321-200で、ビジネスクラスが6列24席ある172人乗り仕様のものです。機内はすぐに満席になりましたが、見回したところ、香港人はあまりいないみたい。欧米系の白人の乗客がやたら多い感じがします。

 19時29分に早くもプッシュバックが始まり、19時40分、RWY11Rから離陸。順調な滑り出しです。

イメージ 3 ▲飛行時間は短いですが、いちおうちゃんと機内食。

 離陸前のアナウンスでは、飛行予定時間は1時間30分とのことで、海外旅行とは思えぬ短さですが、機内食がいちおうちゃんとサーブされます。ドリンクのチョイスはなく、ペットボトルの観寝られるウオーターが1本配られるだけですが、ホットミールはFish with RiceかChicken with Potatoesからチョイスでき、僕はフィッシュごはんの方を選択しました。これに丸パンとフルーツ、そして紙パックの「Nước cam(オレンジジュース)」がついていて、まずまずのボリューム。最後にもう一回「Bún chả」を食べようと思ったのですが、ホテルを出る前にホテル裏の例の店に言ったらもう閉まってて食べられなかったので、機内食があって助かります。

イメージ 4 ▲海上を飛んでいくものと思っていたら中国の陸の上を飛んでいくのでした。

 この日の機材は、エコノミークラスでもちゃんとシートテレビがあります。でも映画とかを観るには時間が足りないので、ずっとフライトマップを見ていました。僕はてっきり、香港へは海南島の南、南シナ海上空を飛んでいくものと思っていたのですが、全然違いました。離陸後しばらくは北東方向へ飛び、南寧の手前で進路を東にとり、広州へ向かって一直線。ずっと中国の陸の上を飛んでいくのですね。確かに地図で見ると、その方がずっと近いです。

 マカオ上空を通っていったん海上に出て、あとはファイナルアプローチ。離陸後の飛行時間1時間24分で、22時04分、香港空港RWY07Lに無事着陸しました。珍しく沖停めになり、バスでターミナルへ。2泊3日のクリスマス、ハノイの旅、かなり楽しく、おいしかったです。よしまた行こう、ハノイ。最後の「Bún chả」を食べ損ねたから、リベンジしなくちゃね(^^)。

イメージ 5 ▲ハノイからわずか1時間24分の飛行でもう香港到着。