毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ベトナムコーヒー(ハノイふたたび;その4)

イメージ 4 ▲ハノイのカフェはいつも若者でいっぱい。左側に漬物売りのおばあちゃんがいます。

 2015年4月25日、青パパイヤの漬物。

 念願の「Bún Chả」を感動しながら平らげたらば、次のお約束は、カフェでベトナムコーヒーでしょう。前回と同じように、ハノイ駅前の「Đường Lê Duẩn(レ・ズアン通り)」をハノイ駅を通り越して南へずんずん歩き、「Phố Nguyễn Du(グェン・ズー通り)」にぶつかったら左折して「Phố Nguyễn Du」を東へてくてくてくてく行くと、右側に「Hồ Thiền Quang(ティエンクアン湖)」という小さな湖が見えてくると、その向かい側にカフェが点在し始めます。壁に「70」と書いてあるのが、前回立ち寄った「CAFÉ 70」……あれ?「CAFÉ 70」じゃない!!

イメージ 3 ▲グェン・ズー通りはカフェの並ぶストリート。

 おかしいな、壁に「70」と書いてあるのに、看板は「Cafe MILANO」だ……前回とは違う店なのだろうか……

 どっちにしても、典型的なベトナム・カフェであることには違いがない。まるで風呂場の腰掛けのように低いプラスチックの腰掛けに座り、同じように低いテーブルに出されるコーヒーを、前屈みになって楽しみます。おなかの出ている人だと、けっこう苦しくて長い時間座っていられないかも。

 ベトナムコーヒーは、そこらのエスプレッソよりもはるかに濃く、どろりとした感じ。だから練乳やミルク、砂糖をたっぷり入れて飲むのが普通のようですが、我々はブラックで、苦すぎるので顔をしかめながら楽しみます(^^)。

イメージ 1 ▲低いテーブルに並んだベトナムコーヒー。グラスのはアイスコーヒー。いずれもブラックで。

 と、そこへ、漬物売りのおばあちゃんがやってきて、カフェの前の歩道に店開きしました。野菜や果物を切ったのをトウガラシや塩をまぶして揉んだもののようです。近くに座っているせいで、おばあちゃんがけっこう積極的に売り込んでくるので、興味をそそられた同僚が買ってみることに。青パパイヤの漬物だったかな?コリコリした食感、ちょっとしょっぱくて少しピリっとくる味、コーヒーに合うかと言われれば微妙だけど、ベトナムに来てる!って感じがして、よかったです(^^)。

イメージ 2 ▲コーヒーのアテに、おばあちゃんから青パパイヤの漬物を購入。