毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

超久々のJAL国際線フライト。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194623.jpg ▲香港空港27番スポットで出発を待つ羽田行きJL028便。

 2013年2月24日、映画「Love Letter」。

 話題が時間を逆戻りしていて恐縮なんですが、今日は先週の東京出張の出発日の様子をレポしまっす。

 瀋陽、北京にいたときからずっと、日本との往復に使う航空会社はCA、CZなど中国系が多く、香港線ではもっぱらCXで、JALANAあまり利用したことがありません。

 ところが今回、香港からの往路は久しぶりにJALを利用することに!しかも、北京時代に乗ったJALB737-800ばかりでごくたまにB767のこともありましたが、今回はなんとB777-200ER!JALB777に乗るのは国内線でも国内線でも初めてかも!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194629.jpg ▲久々のJAL国際線、しかも初めてのB777シリーズ!

 このフライトは24日の速報記事で既に既報ですが、この日の機材はJA-711J。エアポートエクスプレスの香港駅にあるインタウン・チェックイン・カウンターで通路側をリクエストすると、「今日はかなり混んでいて、真ん中の席しか空いてません」。JALB777のYクラスは3×3×3の9列アブレストなんですが、その真ん中席しか空いてないとは!やむを得ず24J席のボーディングパスを渡されましたが、係員さんが「通路側か窓際席のリクエストは入れておきましたので、あとは空港で空席が出れば調整します」と言ってくれ、なんて親切~~(^^)。「本日はプレミアムクラスに空席がございます。プラスHK$1,000でご利用になれますがいかがですか」と勧められもしましたが、それは丁重にお断り(^^)。

 で、JL028便が出発を待つ27番ゲート付近でぶらぶらしていると、呼び出しがかかり、呼ばれるままにゲート前カウンターへ行くと、窓際席に空きが出たとのことで49A席に変更になりました。意外と空きが出るものなんですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194617.jpg ▲マレーシア航空のA330-300。新塗装ですか?

 窓の外にはマレーシア航空のA330-300。レジは9M-MTHを付けてます。ていうか、見慣れない塗装です。コレ、新塗装ですか?いつからこういう塗装になったんだろう?今まで見たことなかったような。これは14:30発のK.L.行きMH073便かな?

 そうこうしているうちに15:10、JL028便の搭乗開始。乗り込んでみると、自分の座席の変更はできたものの、Yクラスはぎっしり満員。香港人もいるし日本人もいるし欧米人もいるし、いったいどうしてこんなに混んでいるのでしょう?

 定刻より早めにドアクローズになり、15:43にプッシュバックを始め、16:04にRWY07Rから離陸。最近天候がすぐれない香港なのですぐに雲上飛行となり、地上の景色はまったく望めません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194634.jpg ▲香港離陸直後からずっと雲上飛行が続きます。

 さすがB777-200、どっしりした感じで飛行が安定していて、安心感があります。時々成田~北京で乗っていたB737-800とはやっぱり違う。圧迫感というか閉塞感もほとんど感じないし。ただ、この日はぎゅうぎゅう満席だということの圧迫感はかなりありますが(^_^ゝ。

 というわけで久しぶりにJAL機内食。北京便で出てくるような空弁かと思ったら、和のカツ丼と洋のパスタの2種類があり、カツ丼をチョイス。意外と充実してますぞ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194639.jpg機内食は和のカツ丼をチョイス。

 メインディッシュのカツ丼の他に、サラダ+ドレッシング、ハムやポテトサラダなどの冷菜、そうめん、さらにデザートにはハーゲンダッツのアイスクリームもあります。食事前のドリンクにはあられの小袋も付き、けっこうなボリューム。ただ、ハーゲンダッツ機内食のトレーに載って同時に出てくるので、カツ丼を食べ終わるまで放っておくと溶けてしまう。しかたないので最初にハーゲンダッツを食べてしまおう!(笑)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194645.jpg機内食をズーム!なかなか彩りもよいですね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194651.jpg ▲意外に肉厚で食べ応えがありました。

 さてメインのカツ丼ですが、ごはんの上に載っている卵とじのトンカツが実はハムカツのようにぺらぺらな見かけ倒しに違いないと見くびっていたらこれが大間違い。けっこう肉厚で食べ応えがあり、機内食にしては立派でした!おかわりしたいぐらい(^^)。

 Yクラスにもちゃんとシートテレビがあるので、食事のときから映画を楽しみます。新しい作品もたくさんありましたが、以前の映画もけっこうあって、その中に1995年の岩井俊二監督の映画「Love Letter」があったので、思わずこれを選んで鑑賞してしまいました。実はこの映画、前回香港に住んでいたときに香港の劇場で見たんです。その映画に香港発の機内で再会できるなんてちょっとウレシイ。主演の中山みぽりん、今こうして見返してみると、なかなかいいなあ……(^^)。

 「Love Letter」を見終わってぼんやりしているとそろそろファイナルアプローチ。外は暗くてどこを飛んでいるかさっぱりわからないけれど、やがて羽田空港RWY34Lに着陸し、すぐに国際線ターミナル113番ゲートにスポットイン。羽田混雑のため上空で待機していたらしく、香港は定刻より少し早い出発でしたが、羽田には定刻より10分遅れて20:35の到着となりました。久しぶりに羽田空港国際線ターミナルに降り立ちます。この日の東京は冷たい風が強く冷え込みの厳しい夜になっていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818194656.jpg羽田空港国際線ターミナル113番ゲートに到着したJL028便。

 


MHの下二桁はTH