毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

アジサイの咲く頃に(青森帰省レポその24;グランクラス初乗車)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002411.jpg ▲「はやぶさ506号」10号車グランクラスの車内についに潜入!

 2011年6月24日、グランクラス

 「はやぶさ506号」が新青森駅11番線に入線し、ドアが開きました。

 ワタクシ、たいへん僭越ながら、グランクラスに乗車いたします。取れたら儲けものぐらいの気持ちで「えきねっと」に事前予約申し込みを入れていたら、取れたというメールが入って自分でもビックリしたというのが正直なところ。しかも取れた席は5A席で、1×2の3列アブレストで並ぶシートの1列シート側。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002415.jpg 1列シート側と赤絨毯。

 一見したところ、乗ったことはないですがJALの国内線ファーストクラスのシートっぽいような気がします。1×2の3列アブレストが6列あって、1編成に18席だけのプレミアムシート。この美しさと高級感は確かに素晴らしい。シートピッチはグリーン席標準1,160mmよりさらに広い1,300mmなので、足下の広いことと言ったら、落ち着かないぐらいです!(笑) バックシェルタイプのシートはただでさえ半個室のようなプライベート感があるのに、それが1列席のほうならばなおさらです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002407.jpg なんてゴージャスな。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002419.jpg こちら2列シート。

 入線してドアが開いてからしばらくは、グランクラスの車内は大撮影大会状態。18席しかないんだから18人しか乗らないはずなのに、どやどやと大勢が乗り込んできて、写真だけ撮って行く者、写真を撮ったあと前の方の車両へ移動して行く者などなどでてんやわんやの大騒ぎ。とても落ち着いて座っていられない。
 
 そうこうしているうちに発車時間が近づき、定刻16:17、「はやぶさ506号」はゆっくりと新青森駅を出発しました。車窓左手の遠くには、青森ベイブリッジが見えています。あの橋の下には、新青森駅にその座を譲る前までは、青森の玄関口として大いに賑わっていた青森駅のホームがあるかと思うと、一抹の寂しさを感じざるを得ません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002424.jpg 新青森駅から望む青森市内。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002431.jpg 青森ベイブリッジが見える。

 E5系乗車、「はやぶさ」乗車、グランクラス乗車と初物づくしの旅のもう一つの初物は、「八戸駅通過」。八戸市などが猛烈に反対したにも拘わらず、上りの1本を除くすべての「はやぶさ」が通過することになってしまった八戸駅、このときは「はやぶさ」は1日1往復の運行でしたから、八戸に停まる「はやぶさ」はありません。僕もこの「はやぶさ506号」に乗って、初めての「八戸駅通過」を体験します。

 通過してるところを写真に撮ってやれと思って、八食センターが見えたあたりから身構えていたのですが、なにしろ今までは八戸停車の列車にしか乗ったことがなかったもんだから、八食センターが見えるあたりではもうだいぶ減速していたし、どうにも感じがつかめず、あたふたとしているうちに八戸駅の新幹線ホームははるか後方に去ってしまってました。ホントに一瞬の八戸駅通過でした。とほほ……

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190819/20190819002437.jpg ▲しどろもどろで押したシャッターに写っていたのはホームちょい手前の東横インだった……