1月の緊急帰省レポ(その10;最終回)
▲機内食のメインは「メヌケと帆立貝の蒸し煮 クンパオソース」。
2011年1月30日、夕焼けフライト。
一週間にわたって急遽帰省した今回の帰国もあと3時間弱で終わりです。成田発北京行きCA926便は水平飛行に入り、順調に北京を目指しています。
年末年始に帰省したときもこのCA926便で北京へ戻りましたが、1月6日の機材はB767、そして今回はB777です。15:15発という半端な出発なので、水平飛行に入ってもすぐには機内食にはならず、ドリンクとおつまみでしばしまったり過ごします。
珍しく白ワインで。
前回1月6日にCA926便に乗ったときは、容易には開けないほど巨大なメニューが料理、ドリンク、お茶の3種類出てきて、目を通すだけでもたいへんでしたが、今回のCA926便にはメニューはなく、客室乗務員さんが口頭でチョイスを尋ねるだけでした。同じフライトなのに違いがあるのは単にサービスの質の問題なのか、それとも他に特別な理由でもあるのでしょうか。
白ワインに合う前菜。
メインは、前回はビーフをチョイスしましたが、今回はシーフードにします。「メヌケと帆立貝の蒸し煮 クンパオソース」です。「クンパオソース」って何よ!とお思いでしょう。僕もわかりません(^_^ゝ。見たところはわりとあっさりしたあんかけという感じです。ベビーホタテがごろごろ入っていて、味はあっさり系でもボリュームはあり、これなら日本人の口にも合うのではないかと思いました。
そして最後はフルーツ。真冬なのに柿があって珍しいなと思いました。フルーツが出てもまだワインを飲んでる僕っていったい…… いや、他に飲んでる人がいないのに(そもそも他に誰も乗ってないし)フルボトルを開栓してちょっとしか飲まなかったらもったいないじゃないですか。
メインはシーフード。
フルーツには柿も。
ソウル上空を抜けたあたりでしょうか、地平線に夕日が沈んでいきます。冬至を過ぎてもう一ヶ月が経ちましたが、日はまだ短く、夕闇がすぐに訪れます。
CA926便が定刻18:10に北京空港に到着する頃にはあたりは真っ暗です。最近CA926便で着くことが多かったので気がついたことがあります。いつでもごじゃごじゃと混雑している印象のある北京空港ですが、CA926便が到着する時間帯は、まるでエアポケットのように、北京空港は空いているのです。入国審査もスムースだし、いつもあれだけ長蛇の列ができてぐじゃぐじゃしているタクシー乗り場でもほとんど並ばずに自分の番になります。このことだけでも、今後もCA926便を使おうかしらと思ってしまう今日この頃であります(^^)。
日が沈む……
▲すっかり日が暮れた北京空港第3ターミナルに到着したCA926便。