毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2011年お正月はニッポンで(その24;豊後竹田)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145054.jpg ▲「九州横断特急4号」はスイッチバックを抜けた赤水で肥後大津行き432Dと交換。

 2010年12月27日、豊後竹田へ。

 「九州横断特急4号」は、立野~赤水間の阿蘇山カルデラを抜ける壮大なスイッチバックを無事に抜けて、赤水駅に到着しました。1面2線のホームの反対側には別の赤い列車が停まり、こちらが到着するのを待っています。宮地発肥後大津行き普通列車432Dですね。2005年8月に初めて豊肥本線に乗って熊本へ下っていったときのことはコチラの記事でご紹介済みですが、このときは僕のほうが432D(当時は434Dだった)に乗り、赤水駅で「九州横断特急4号」の到着を待っていたのでした。このときの432Dは白地にブルーの帯のキハ147形でしたが、今回すれ違った432Dはキハ200形の赤い車両になっていました。

 「九州横断特急4号」と肥後大津行き432Dは赤水を12:36に同時に発車し、それぞれの行き先を目指します。「九州横断特急4号」は赤水を出ると阿蘇、宮地と停まります。JTBの「時刻表」2月号はグラビアページで九州新幹線全線開業特集を掲載していて、宮地駅が取り上げられていますね。

 宮地の次は豊後荻。ここで1073D特急「九州横断特急3号」と交換します。向こうも3両編成で運転されていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145106.jpg 13:12、豊後荻到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145101.jpg九州横断特急3号」と交換。

 そして今回の目的地・豊後竹田には定刻13:26に到着しました。反対側のホームには大分発豊後竹田行き普通列車が4434D同時に到着します。4434Dの到着を待って、ホームには「荒城の月」のメロディが発車ベルとして流れ、それが鳴り終わると「九州横断特急4号」は大分、別府を目指して豊後竹田を発車していきます。
 
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145110.jpg 豊後竹田到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145115.jpg かぼす形のベンチ。

 2005年8月に初めて訪れて以来、もう何度もやってきた豊後竹田駅。ベンチは特産のかぼすの形をしていてかわいらしいです。

 「九州横断特急4号」が出て行くのを見送ったあと、地下道を通って改札を出ます。竹田には滝廉太郎が「荒城の月」を作曲するにあたってそのモチーフとした岡城の址があるので、駅舎も岡城を模した造りになっています。この駅で降りるのはもう何度目でしょうか。このブログでも、青森駅や東京駅、上野駅に次いで登場回数の多い駅ではないかと思われます。しかしこの季節に訪れたのは初めてです。冬の風情の豊後竹田を楽しみたいと思います。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818145120.jpg豊後竹田駅の駅舎。思わず「春高楼の花の宴~♪」と口ずさみたくなる?