毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛行機三昧夏休み(その16;窓ふき)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192147.jpg ▲出発前にはフロントガラスもちゃんと拭いておかないとね!

 2010年9月10日、折り返しの準備。

 羽田から三沢空港に到着したJAL1227便は、折り返し15:20発の羽田行きJAL1224便になります。スポットインしたMD-81は短い時間で折り返しの準備を整えます。折り返しの準備には、給油、荷物の載せ卸し、各部位の点検などいろいろあると思うのですが、今回初めて見かけたのは「コクピットの窓ふき」。整備士さんがハシゴでコクピット前面に乗り出してぞうきんでフロントガラスを拭いています。図体の大きい飛行機にはなんでも機械でと思っていたのに、自動車と同じように手作業でフロントグラスを拭いている姿がほほえましく感じられました。

 さて、そろそろ搭乗が始まるようです。15:20の羽田行きが出てしまえば、次は最終便の19:20発JAL1226便までフライトはありません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192143.jpg 次の便まで4時間もある。

 出発が近づいてきたので、米軍敷地と民用エリアとを隔てるゲートが再び開き始めます。搭乗待合室からも、ごろんごろんと可動式のゲートが開いていくのが見えます。

 おもしろいのは、ゲートのすぐ外側を道路が走っていて、滑走路の両側にある施設を結んで作業車両等が行き来しているのですが、よく見ていると、その道路をジョギングしながら通り過ぎていく人がけっこう多いのに気づきます。自衛隊員がトレーニングをしているんでしょうね。滑走路脇をジョギングする人が見える空港なんてそんなにないですよね。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192159.jpg ゲート、まだ閉まってます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192207.jpg あ、開き始めた感じ。

 ゲートが開くのに合わせるように、こちらも搭乗開始です。団体さんも列を作って改札を抜けていきます。僕はもう三沢と関係のある仕事もしていないし、三沢空港を利用するのはきっとこれが最後だろうなあと思いながらボーディングブリッジを進みます。

 ブリッジの窓からはMD-81のポートサイドを見ることができます。遠くから眺めるとエンジンの位置やT字形尾翼の特徴が際立って見えますが、近づいてみると、細長い胴体のほうが特徴として際立って見えるような気がします。ひょろりと長いナロウボディにこれから搭乗です!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192212.jpg ボーディングブリッジから。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818192216.jpg ▲MD-81の最大の特徴の一つ、エンジン部を眺めながら、いよいよ搭乗です。